三休橋筋のガス灯と電線埋設 10.10


三休橋筋は、御堂筋と堺筋の中間位に位置し、北は中之島公会堂につながる南北の筋で綿業会館などレトロ建築が点在するちょっとお洒落な通りです。この三休 橋筋は大阪では珍しく、電線の埋設及び美装化が行われています。
【過去記事】
→三休橋筋電柱埋設工事 10.03
→三休橋筋のガス灯と電線埋設
■追跡取材リスト





久しぶりに現地を取材しましたが、本町通に近い南側の電線がなくなり、電柱も一部が撤去済みでした。ちなみに三休橋筋の北側はまだ工事中でカオス状態のままでした。。








クモの巣電線が無くなった空を見上げると、本当に気持がいい。植えられた木々の緑が周辺に潤いを与えています。








綿業会館です。周辺がスッキリして、本当に見違える様になりました。








今回の電柱電線の地中化に合わせて、大阪ガス堺屋太一さんを中心とした「うずの会」などの寄付により、50基のガス灯が設置されました。ガス灯のデザインは、液晶テレビ「アクオス」のデザインを手がける喜多俊之氏が担当されています。以前も書きましたが、今回の三休橋筋の様な「景観を創造する」取り組みこそが大阪の都市格の向上に繋がります。無意味な箱モノを何百億円もかけて建てるよりも、年間10キロ位でも良いのでターミナル駅周辺や観光施設周辺など、多くの外来者の目に触れる箇所から重点的に電柱電線の地中化を進めて欲しいと思いました。






【おまけ】


綿業会館と三休橋筋で交わる通り(名前が解りません)ですが、こちらも御堂筋方面の電柱電線の地中化が行われていました。