JR西日本と大阪ターミナルビルは、2023年5月16日付けのニュースリリースで、同社が大阪駅西地区で開発を進めている「大阪駅新駅ビル計画(仮称)」の建物名称が「イノゲート大阪」に決定し、同日に地上の鉄骨工事が完了し上棟したと発表しました!追跡取材を続けてきた新駅ビルにの名称は「ウエストゲートビルディング」になると予想してていましたが、全く異なる施設名称に決まりました。
「イノゲート大阪」は「Innovate(革新する)」と「gate(ゲート)」を組み合わせた造語で、新しいものに挑んでいく、 新しいビジネスを生み出していく、自由で前向きなマインドを歓迎する入り口になりたい、 という思いがビル名称に込められました。
【出展元】
→大阪駅新駅ビル計画(仮称)の建物名称を「イノゲート大阪」に決定
「イノゲート大阪」は、開発が進む「グラングリーン大阪(うめきた2期地区)」や「大阪駅西側開発エリア」の玄関口に位置しています。ノースゲートビルディングなどの周辺施設とは2階連絡通路で接続され、グラングリーン大阪などに繋がる「歩行者回遊動線の起点」となります。
「イノゲート大阪」は梅田エリアの全7駅13路線にアクセス可能で、2023年3月18日に供用開始したJR大阪駅の新改札口(西口)と直結するほか、特急「はるか」等が乗り入れる大阪駅(うめきたエリア)とも接続し、関西国際空港にも繋がります。
フロア構成

フロア構成は、地上1・2階がエントランスで2階はノースゲートビルディングと接続、3〜5階が飲食店舗、6階がオフィスロビー・ラウンジ・カフェ・物販、7〜8階は設備室等、9〜10階がフレキシブルオフィス、11階〜22階がオフィスとなります。
12〜22階:オフィス

オフィススペースは、横長のビル形状を活かし、どの区画も整形な小割区画を整え豊富な面積帯に対応。必要に応じて低層階に整備するラウンジや貸会議室となどのオフィスサポート機能が活用できます。オフィススペースとの使い分けを行うことで、賃貸借面積を抑制しながら、多様化するワ ークスタイルに対応する働き方を提案しています。

オフィスは3mの天井高を確保し、北面の穏やかな採光とともに、広大な都市公園の緑豊かな眺望が楽しめる開放的なオフィス環境を実現します。
11階:貸会議室(運営:TCフォーラム)

11階には株式会社 TCフォーラムが運営する、18名から最大126名を収容する12室のミーティングスペースを用意。リアルとオンライ ンを組み合わせたハイブリッド型イベントにも対 応する最新 AV設備を備え、様々なビジネスシーン に対応できる会議室やイベントスペースを完備しています。専用ロビーやレセプションパーティーにも最適なクリエイティブラウ ンジも併設しています。
9.10階:フレキシブルオフィス(運営:コンパス)

9.10階には、Compass Offices JWB 株式会社が運営するフレキシブルオフィスを展開。空港からのアクセス向上によりニーズが高まる外資系企業をはじめ、スタートアップ・ベンチャー、 士業、企業内のプロジェクトチームなど、多様なワ ーカーの幅広いニーズにフレキシブルに応えるオフィスです。 関西初進出でアジア・オセアニア圏に強みを持つコンパスオフィス社が手掛けるフロアではサイズバリエーション豊かなサービスオフィス、ラグ ジュアリーなロビーラウンジ、ワークシーンを彩る会議室を備え、ホスピタリティ溢れる快適なサービスを提供します。
6階:CCCが初めて手掛ける「オフィスロビーフロア」

6階は「TSUTAYABOOKSTORE」や「蔦屋書店」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が初めてオフィスロビーフロアの運営を手掛けます。オフィスの玄関口として、シェアラウンジ、カフェ、書籍・文具・食雑貨など、ワーカーの日常に彩 りと潤いを与える様々なサポート機能を導入。これまでのロビー空間とは一線を画した洗練された上質な時間と創造性をくすぐる空間を用意したライフスタイルを提案するフロアとなります。さらに、シェアラウンジではイベントやワークシ ョップを通じてひらめきや新たなビジネスが誕生 するような交流の場を用意します。
3~5階:飲食ゾーン「バルチカ 03」

3~5階は、ワーカーの多様なニーズやシーンに対応した、活気あふれる新たな飲食ゾーン。「バルチカ 03」は、ルクア大阪で人気を博す、地下 2 階のバルゾーン「バルチカ」の派生ブランド。 「03」は、梅田3丁目に立地し、ワーカーが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指すことに由来します。また、一部フロアでは 30 代後半から 50 代の男性をメインターゲットとした横丁ゾーンも配置することから、大阪では親しみを持って呼称される「おっさん(03)」の意味も併せ持っています。
海外有名レストランから大阪の老舗、 路地裏の名店まで、バリエーション豊かな飲食店をラインナップ。〈3階〉幅広いニーズやシーンに対応した、 バルチカ 03 の玄関口、〈4階〉ランチ、昼呑みも楽しめる、 毎日利用しても飽きない バリエーション豊かなフロア、〈5階〉ワーカーの明日への活力を生み出す、 呑みに特化したフロアとなります。
これまでの経緯

JR西日本は2019年12月11日付けのニュースリリースで、「新改札口整備」「高架下開発」「新駅ビル開発」を柱とする基本計画を発表、新駅ビル(仮称)ウエストゲートビルディングと新改札口の設置が明らかになりました!この計画は1日約86万人が利用するJR大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上り、周辺地区との回遊性を高め、地区全体のさらなる価値向上を目指すものです。別記事でご紹介している、旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区と一体的に整備する事で、JRの勢力範囲を大阪駅西部に拡大し、うめきた2期南地区と連携する意欲的な計画となっています。
【出展元】
→JR西日本>大阪駅がさらに西側に広がります 大阪駅 新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発などについて
計画概要

計画名称 | 大阪駅西高架エリア開発 |
所在地 | 大阪市北区大深町19番10の一部、梅田三丁目138番、139番、140番、141番 |
交通 | JR大阪駅徒歩1分 |
階数 | 申請:地上23階、棟屋1階、地下1階(申請以外:地上1階、地下1階) |
高さ | 申請:121.6m(申請以外:7.7m) |
構造 | S造一部SRC造(申請以外:S+RC造) |
杭・基礎 | |
主用途 | 駅施設、事務所、物販店舗、飲食店舗(申請以外:駅施設、物販店舗、飲食店舗) |
総戸数 | |
敷地面積 | 全体:19,859.86㎡ |
建築面積 | 約 3,716 ㎡ 申請: 3,690.46㎡、申請以外:15,322.19㎡、全体:19,012.65㎡ |
延床面積 | 約 60,440 ㎡ 申請:60,207.30㎡、申請以外:16,133.98㎡、全体:76341.28㎡ |
容積対象面積 | 申請:58012.14㎡、申請以外:16,133.98㎡、全体:74146.12㎡ |
建築主 | JR西日本、大阪ターミナルビル株式会社 |
設計者 | JR西日本 一級建築士事務所 |
施工者 | 大阪駅西北ビル外新築他工事特定建設工事共同企業体 代表者:大林組 |
着工 | 2021年02月末日(予定) |
竣工 | 2024年06月末日(予定)←2024年秋頃に変更 |
開業 | 2024 年秋予定 |
備考 | https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230516_00_press_inogate.pdf |
立面図・配置図

建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。ちょっと解りづらいですが、大阪駅の高架とウエストゲートビルディングを輪切りにした感じで描かれています。申請部分が新築される「ウエストゲートビルディング」、申請以外部分が大阪駅の高架部分となります。ウエストゲートビルディングは、少しでも床面積を稼ぐため、高架部分に被さるように一部がせり出しています。

同じく建築計画のお知らせに掲載されていた配置図です。ウェストゲートビルディングの薄さが良く解ります。
(仮称)ウエストゲートビルディングはノースゲートビルディングの西側に建設されます。同時に高架下が再開発され、新改札口の設置、大阪駅地下ホームとのラッチ内接続、南北自由通路の新設による、うめきた2期と梅田三丁目計画との連係など、これから始まる再開発計画を結ぶ「要(かなめ)」となる重要な計画です。
(仮称)ウエストゲートビルディングは高さ120mの高層ビル!
(仮称)ウエストゲートビルビルディングのフロア図です。1・2階は駅施設、3〜5階が商業、6階がオフィスロビー、9階〜22階がオフィスとなっています。規模は 地上23階・地下1階、高さ121.6m、延床面積 60,095.44㎡、オフィス賃貸面積は約23,000㎡です。
新改札口と高架下商業施設を設置
1)新改札口整備
大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上の観点から、各ホームにアクセス可能な新たな改札口を西側高架下に整備されます。大阪環状線ホームは西側に延長し、ホーム上の設備を高架下に移転集約することにより利用スペースを広げホーム上の混雑緩和・安全性向上が図られます。加えて新改札口と各ホームとを結ぶエレベーター・エスカレーターが整備されます。新改札口は大阪駅西側地区への新たな玄関口として、円滑なアクセスルートを創出し、地区全体のポテンシャル向上に寄与することを目指しています。
(2)高架下開発
新改札口周辺に商業ゾーンを展開し、快適で魅力あふれる駅空間が創出されます。あわせて、同高架下にバスターミナルを新設し、大阪駅の交通結節機能のさらなる強化が図られます。高架下開発は、延床面積 約7,000㎡、店舗面積 約3,000㎡の規模となります。また、新改札口の整備などに伴い、既存商業施設(梅三小路、アルビアウトドア)は閉館します。
開発スケジュール(予定)

2020年初 大阪ステーションシティ駐車場連絡通路等撤去工事着手
2021年春 新駅ビル工事着手
2023年春 うめきた(大阪)地下駅開業、新改札口暫定供用開始
2024年夏 新改札口供用開始
2024年秋 新駅ビル開業
2027年春まで 順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業
2023年7月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2023年6月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

北側から見上げた様子です。

北西側から見た様子です。

基壇部の様子です。『ガラスの箱』という比喩表現が相応しい浮遊感のあるデザインがGood!です。

西側から見た様子です。

南西側から見た様子です。

南東側から見た様子です。

最後は、撮影ポイントを変えて、 明治安田生命大阪梅田ビルから見た様子です。
2023年6月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2023年4月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

北東側から見た様子です。カーテンウォールの取り付けが進んでおり、あと少しで取り付けが終わりそうです。

真正面から見上げた様子です。

北西側から見た様子です。

基壇部の様子です。ガラスの面積が大きい浮遊感のある外観です。

西側から見た様子です。このアングルが一番薄く見えます。

基壇部西側のアップです。まさに「ガラスの箱」ですね。

南東側から見た様子です。

かつての11番ホームは、ノースゲートビルディングとイノゲート大阪を結ぶ連絡通路として生まれ変わります。

南東側から見た様子です。ビルの南側(線路側)にもガラスカーテンウォールの箇所があり、予想以上に良い感じです。

南西側から見た様子です。

最後は一気に撮影ポイントを変えて、グランフロント大阪北館から見た様子です。
2023年4月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

北側絡み上げた様子です。ガラスカーテンウォールの取り付けがかなり進みました。

北西側から見た様子です。基壇部と高層部のデザインが異なっている事が解ります。

撮影ポイントを変えてグラングリーン大阪側から見た様子です。

さらに撮影ポイントを変えて、グランフロント大阪・タワーAから見た様子です。

大阪駅のノースゲートビルディングから見た様子です。

かつてのホームはウェストゲートビルディグ(仮称)への連絡通路として再活用されます。

南東側から見た様子です。

最後は、南西側から見た様子です。
ただ言えることは、このビルから見る景色は最高。
JR西日本・本日付ニュースリリースより
https://www.westjr.co.jp/press/article/2023/05/page_22512.html
大阪駅新駅ビル計画(仮称)の建物名称を「イノゲート大阪」に決定
~多様な働き方に対応したオフィスサポート機能の概要を公開~
梅三ビルや西口改札前からすぐ北のうめきたへ行くルートって、
・地下は通れない
・地上はウエストゲート東の交差点まで行って横断歩道を渡る
・2階はノースゲート経由でデッキを2本通るか、ウエストゲート西寄りのデッキでうめきたの端の方から入る
という感じなんですかね…?もしウエストゲートからのデッキがビル中央付近から出てくれればうめきたロータリー上空をまたいで円形の立体広場に直結、というスムーズな導線ができたのに何だかもったいないな~などと思ってしまいました。
模型で一番不安だった南側。
「完成イメージパースとは異なり、線路側もガラス張りの外観になる様です」
本当にホッとしました。
大切な駅や列車内からの風景が「壁」では夜間が陰気で残念ですから。
こうしてJPタワー(?)と合わせて眺めると画期的に風景が変わりましたね。線路は正に谷間です。
なんか養生シートがカッコイイんですけど。
こんな意匠のビルがあってもおかしくない。
このJRの高架線と道路に挟まれた敷地に、高さ100mを超えるビルが建設されたものだと私も同じことを思いました。
こちらも低層階部分の鉄骨建方が順調に進んでいますね♪
三機目のタワークレーンが登場しました♪
成長が加速しそうですね( ´∀`)
鉄道の騒音遮断と断熱のため、南側は極端に窓をなくしているのでしょう。
イメージ図通りだと巨大なスクリーンのようです。向かいの梅田3丁目計画ビルから映像を投影したら面白いと思います。
サジャさんのコメントを読んで気づきました。
同感です。
このビルの完成図は北側から見た物しか知らないのですが、南側はどうなっているのでしょうか?
模型を見ると確かに北側は窓になっている様に見えますが線路側は真っ白。
ひょっとして壁で窓もない、夜になると殆ど真っ暗な状態になるのでしょうか?
それはあんまりですよね。それとも未定なのかな? まさかね。
南側で成長中の梅田三丁目計画に続いて、北側のここもこれからグングンと伸びていきますね♪
タワークレーンが登場しました。
そう言えば、竣工前に地下道が供用されることになるんですね。
駅ビルと駐車場を繋ぐ旧11番ホーム解体されてたんですね。悲しいですね。写真を見ると若干残ってますが、これは残す可能性ないんですかね。昭和、平成の大阪駅の遺産として残してほしいですね。
写真で残ってる旧ホームの隣に白いトンネルみたいな形したのが2つありますが、これは旧ホーム下にあった柱でしょうか?
何cmあるか分からないですが、かなり分厚いですね
それくらい頑丈に作らないと車両や多くの人の重さを支えられないんでしょうね
ついに本体工事が始まりましたね。JRの高架を挟んで両側が賑やかになってきました。
おはようございます(^_^)
ここも今月末の着工が近づき、その準備が整いつつありますね。
JRの高架線沿いの限られた敷地に建設されるこのビル。
三宮の神戸阪急ビルと高さがほぼ同じですが、大阪のこちらはもっと横に長いですよね。うめきた2期との連携に期待を寄せています。
通りすがりさん
探していたサイトです。
アドレスをアップしていただき、ありがとうございました。
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【今昔マップ】約100年前の地図と2画面で比較できるサイトです。
この「再都市化」で比較しながら見たりしてます。
再開発される場所の生い立ちが少し垣間見れます。
おはようございます。
建築計画のお知らせの掲示が出ました。建物高さは121・6mです。
おはようございます、解体がだいぶ進みましたね!
中央郵便局跡地と同時進行で工事が進んでいるのを見ると、否応なしに期待が膨らみます。
少し前には大阪駅高架の特徴である武智杭が引き抜かれて並んでいました。1m毎に節のある摩擦杭の一種で5.5m。大阪駅高架の沈下の原因でしたが、この現場付近は地層の違いから、あまり沈下しなかったようです。
新ビルはコロナ対策のためオフィスフロアの階高はそのままで、天井高さを2.8mから3mに変更して容積を増やして、ウィルスエアロゾルを希釈させ感染を防ぐ対策のようです。構造や平面変更を伴わないので、変更届の手続なしで予定通り着工出来そうです。
又工事現場が増えましたね。大阪駅周辺はまるで爆撃の後の様な有様です。
2024年には少しは片付くのでしょうか? それとも工事の範囲が今度は東に移動するだけでしょうか?
大阪駅に直接関係している工事もどうやら2027年までのようですし、グランフロント二期の分譲物件は2027年竣工のような感じですね?
大阪駅より西は2027年に、そして阪急ターミナルビルを含む工事は多分佳境になっているのでしょう。楽しいぐらいに工事が続きます。
大阪駅西ビル建設工事に伴い、高架下の「アルビ」が8月末で閉店します。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200630_03_albiosaka.pdf
その後、ここの店舗はルクアに移転します。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200630_00_albi.pdf
ルクア大阪に初のアウトドアゾーンとなる 「LUCUA OUTDOOR from ALBi」が今秋オープン!
撤去区画を見るとギリギリまでalbiを残すようですね。昨年大林歴史館にて期間限定で大阪駅、駐車場棟の工事動画が閲覧出来ました。
RCラーメンと盛土の混雑区画を盛土を撤去しながら擁壁で支えての工事で、ウェストゲートビルとの境界部分は残したままですね。鉄矢板の部分はボックスカルバートを埋めるようなので西側の熱源設備から新駅へ供給する予定かも知れません。
JR西日本はコロナで大きな打撃を受けましたが、ウエストゲートゲートビルは着々のようですね。問題は郵便局跡です。これまでも何度か着工延期になってます。今度も延期や凍結になったりしたら、「呪われた」などの形容詞がつかないか心配です。
ところで、昨年の計画発表のときのコメントがそのまま残って再録されています。
西ビルが建設される箇所の高架橋、解体工事の真っ最中ですね!
着工への準備が次第に整いつつあるのがよくわかります(^_^)
↓大阪駅前ビル群の再開発
やはり大阪駅梅田周辺で最後に残る所は大阪駅前群
周辺だろうな。ここの再開発が終われば梅田の大きな再開発はひとまず終了になるね。
残りは「イーストゲートビルディング」ですね。大阪駅の東橋と新梅田食堂街、その間の線路上に何かできそうな気がします。汚らしいガード下を放ったらかしにておくのは、あの辺りの再開発をにらんでいるのではないかと。
あの薄さで120メートルの超高層ビルを建てようというのですから、JR西日本の土地利用は貪欲です。
前回の発表時にCAD図面化したところ上層部は階高4m、天井高2.8mだったのでオフィスだと思っていました。その他の構成も想定通りでした。近々発表があると思い、月曜日夜更け手前まで某研究施設地下機械書庫で大阪駅全体の杭基礎種類別伏図を見つけたばかりだったのでビックリです。地盤図と構造物図は過去に入手していたので、ビル完成までには整合しようと思います。 発表されているガード下の商業施設と新改札との境が地盤が変わり、東が、天満層、西が梅田砂層になります。先日大阪駅構内で、初代大阪駅は砂の上というポスター通りです。南北ゲートビルに伴う追加基礎を除いて、大阪駅の阪急側から今回の新改札付近でおよそ九種類の杭が使い分けられています。
新改札では貨物用エレベーターを乗用エレベーターに改修するという事だと思われます。
貨物エレベーターと繋がっている旧郵便局専用地下道南北線が地上部に50㎝ほど飛び出ており、現在は売場のスキップフロアとなっていますがバリアフリーの為解体されるのでしょうか? 高架下貫通通路は梅田三丁目計画の見直しにより、当初の計画から西に13.75mか16.5mずれました。高架下も規模によっては地下階と同じ扱いになる場合があり、前回のプランでは幅員が4mしか取れなかったのでNG。今回は中央に柱がありますが、柱を含め8~9m位ですね。今回バスターミナルと記載されている旧貨物渡り線は幅8m位しかないので、旋回が困難なため南側に抜ける運営になると思われます。
グレーの三角形の敷地は駅員の会議室や食堂、福利厚生などのリラクゼーション施設なので、工事による騒音で一旦、別棟駐車場上の事務所に、移転する可能性があります。
ここまでプラットフォームが延びるということは、うめきた駅との乗り換えは改札外でなく、地下通路が造られ、改札内ということになるのでしょうか。