
2011年春、九州新幹線全線開通にあわせて建設が進むJR博多シティ。高さ約60m、幅約240m、延べ床面積約200,000m2の巨大な駅ビルです。キーテナントとして、「阪急百貨店」、総合雑貨専門店の「東急ハンズ」、シネマコンプレックスの「ティ・ジョイ」が出店します。
【過去記事】
→JR博多シティ 10.05
→新博多駅ビル 09.11
■福岡再都市化-INDEX

壁面に取り付けられた阪急百貨店のロゴが目を引きます。大阪梅田では圧倒的なブランド力を発揮し、建替工事中で本来の約60%の売場面積にも関わらず1700億円/年の売上を叩き出す阪急百貨店ですが、ここ福岡の地に上手く溶け込む事が出来るでしょうか。。

2階レベルに設けられるペデストリアンデッキも姿を現していました。※敷地外からハイアングルで撮影しました。

こちらは一足先にオープンしたタクシープールの様子です。着々と工事が進んでいます。

中央コンコースの様子です。昨年訪れた時は完全に工事現場の中といった感じでしたが、かなり美装化が進んでいました。ガラスで囲まれた柱の完成時の演出が気になります。。

続いてホーム上の様子です。JR博多シティは単純な横長のビルでは無くL字形をしており、ビル一部はホーム上60mまでせり出しています。

JR博多シティのゾーニングマップです。マップ上のC地がホーム上にせり出した部分です。
【引用元】→JR博多シティ 開発プロジェクト 以下同じ

こちらは断面図です。図2を見るとホームにせり出した部分の構造が良く解ります。

そしてJR大阪駅と同じく、ホーム上に連絡通路が設けられます。凄いですね。。

ホーム上の連絡通路に繋がるエスカレータもご覧の通り姿を現していました。

最後は駅ビルのシンボルとなる大時計の様子です。ル外観の象徴となる「大時計」が設置されました。 直径は約6m、指針・文字盤ともにLED内照。デザイン監修は世界的な鉄道デザイナーでJR九州のデザイン顧問である水戸岡 鋭治氏が担当しています。この大時計、ガラスの外壁に設置しているため、時計の裏側を見ることができる国内でも珍しいになっており、大時計裏には、ガラス面からの自然光あふれるカフェが配置される予定です。
JR博多シティ。大阪駅の向こうを張る勢いで建設が進んでいました。

