
門司港レトロ地区は、北九州市門司区の、門司港駅周辺に残る近代建築物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットで年間約200万人の観光客が訪れます。同地区のランドマークタワーとなっているのが、この超高層ビル、門司港レトロハイマートです。11月の初めに敢行した九州日帰り弾丸ツアーのお目当ての1つでした。

竣工時から1度は見たい!と思っていたビルなので今回ようやく見る事が出来て感動しました!見れば見るほど味がある形をしています。。あと、この門司港レトロハイマート、オフィスビルの様な外観をしていますが実はタワーマンション。最上階には市営の展望施設があります。

【スペック】
名称:門司港レトロハイマート
階数:地上31階、塔屋2階、地下1階
高さ:127m
総戸数:146戸
敷地面積:3,224.05m2
建築面積:830.56m2
延床面積:18,384.80m2

設計者の黒川紀章氏曰く「懐古趣味のまがい物に堕落するのではなく、百年後に平成のレトロ建築として愛される建築を目指した」との事。うーん、中々深い言葉ですね。。

当然展望室にも登りました。展望室からは関門海峡が一望できます。写真の橋は関門橋、対岸は下関市です。

門司港レトロ地区を俯瞰しました。眼下に見える建物は門司港ホテルです。

門司港ホテルはイタリアの建築家アルド・ロッシ氏が設計したホテルで総客室数は134室。設計者のアルド・ロッシ氏はJR奈良駅前に建つホテル日航奈良も設計されていますが、門司港ホテルの方が有名ですね。

門司港レトロハイマートと門司港ホテルを絡めて。

最後は観光客で賑わう門司港のウォーターフロント周辺の様子です。
門司港レトロ地区は地区全体が上手く纏まっている印象で、門司港駅と周辺の近代建築、海と水辺、焼きカレーやバナナといった解りやすいコンテンツ、小倉駅からのアクセスの良さなどもあり大勢の人で賑わっている理由が解った気がしました。新興観光地としては大成功と言えるのではないでしょうか。
【おまけ】

こっ、これは一体・・・!?

