モクシー新梅田は、大阪駅からひと駅離れた福島駅付近に所在する宿泊特化型ホテルです。「モクシー・ホテル」は、世界的なホテルチェーンのマリオット・インターナショナルが展開するホテルブランドの1つで、2014年にミラノのオープンからスタートした、主にミレニアル世代をメインターゲットにした、デザイン重視の新感覚ホテルブランドです。日本では2017年11月に東京錦糸町と大阪本町が同時オープン、モクシー新梅田は国内3件目のモクシーホテルとして2020年9月に開業しました。
【出展元】
→積水ハウス×マリオット「モクシー大阪新梅田」9 月 1 日開業
▼客室の様子は、宿泊記 Part2 〜客室(スタンダード クイーン)編〜をご覧下さい!
メインターゲットは「ミレニアル世代」
モクシーがメインターゲットに据える「ミレニアル世代」とは、1980年から1995年の間に生まれた、2020年に25歳から40歳を迎える世代と定義されています。インターネット環境の整備が飛躍的に進んだ時代に育ち、情報リテラシーに優れ、ネットでの情報検索やSNSを利用したコミュニケーションを使いこなす、ITに高い親和性を持った世代であり、顧客体験に多くのお金を払う傾向があります。
無駄なものにお金を払いたくないが、快適で楽しい体験には惜しみなくお金を払う。ミレニアル世代は、ITとの親和性が高く、合理的で感性豊か。そんな世代に狙いを定めたモクシーホテルのコンセプトは『節約志向のトラベラー向けブティックホテル』。スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格、本格的なサービスを組み合わせた革新的なブランドとして注目を集めています。
チェックインカウンターを兼ねた『Bar Moxy(バー・モクシー)』
ミレニアル世代をターゲットにしたホテル。そんなバックボーンを頭の片隅においてホテルの中を見て行きましょう!まずはレセプション。パッと見た感じそれらしい場所がありませんが、シグネチャーバー『Bar Moxy(バー・モクシー)』がホテルのチェックインカウンターを兼ねています。
ラウンジはこんな感じです。2階吹き抜けの広々とした空間。レトロモダン調のソファが良い感じです。
アンビエントな照明が凄い
モクシー新梅田は、旅行者と地元の人々に愛される環境を創造するために、活気に満ちた大阪の街へのオマージュを込めたシックなデザインを採用しました。梅田のファッショナブルなアートと、日本の電子産業の発展を支えた「電気アーケード」として知られる地元福島の個性的な表現を融合させた美学が、ホテルの美学にインスピレーションを与えています。Bar Moxy(バー・モクシー)』の様子です。メチャクチャ洒落てますね。
『モクシー・ピックアップ』。フードやお酒を販売しています。
ラインナップはこんな感じ。品揃えは少ないですが近所のコンビニと被らない珍しいアイテムが並んでいました。
モクシー新梅田はバーカウンター以外にも本格的な調理場があります。食事のクオリティは本町よりも良いと思います。
宿泊者にはコーヒーや紅茶が無料で提供されています。
その為、客室内にはコーヒーやティーパックがありません!
それにしても、本当に洒落た空間デザインで所々に遊び心が鏤められており、見るだけで楽しくなってきます。
アナログでレトロなゲーム。
PioneerDJの2ch パフォーマンス オールインワン DJシステム「XDJ-RX2」。
クラブスペースも2階吹き抜けの大空間で天井には回転するLED照明がありました。
最奥にはVIPスペース!?デニム生地を張ったソファーが置かれていました。
トイレの案内サインが素敵過ぎて思わずパチリ。
カラフルなロッカースペース。ラウンジでDJイベントなどが行われている時に重宝しそうです。
フィットネスジム
2階にはフィットネスジムがあります。入口左手のICカーリーダーにルームキーをかざすと解錠されます。
フィットネスジムの様子です。なにわ筋を見下ろすロケーション。けっこう広々としています。
設置されたマシーンも本格的です。ピンク色の自転車が可愛い。
ディスコの様なエレベータ!!
それでは客室に向かいましょう!こちらは1階のエレベータホールの様子です。
エレベーターに乗り込むと、光がゆらゆら・・・
へ? ナニコレ!?
なんと昇降カゴの天井にミラーボールが設置されていました!!
考えた人は、控えめに言って頭がおかしい(褒め言葉)
客室階に到着!!「8階」を示すグラフィックが洒落ています。照明やアクセントとなる調度品は「電気アーケード」からインスピレーションを受けているのだと思います。
客室に向かう廊下はこんな感じです。
▼次回、客室編に続きます!