JR大阪駅直結の商業施設「KITTE大阪」(大阪市北区)は、2025年11月21日(金)から12月25日(木)まで、“和”をテーマにしたクリスマスイベント「和ンダークリスマス」を開催しています。2024年7月に開業した同施設にとって、今年で2度目のクリスマスとなります。
1階アトリウムに高さ5m超の“香るヒノキツリー”
イベントの中心となるのは、1階アトリウムに登場した高さ5m超のヒノキ製クリスマスツリーです。歌舞伎や能の舞台として使われる「檜舞台(ひのきぶたい)」にちなんでヒノキを採用しており、木の質感とともに周囲にはほのかな香りが広がっています。
実際に現地で見ると、和の要素が強いため、遠くからは一瞬「正月飾りのように見える」印象を受けますが(笑)、近くで見るとツリーとしての造形が確認できます。
真下から見上げた際に独特のフォルムに見える部分もありますが、クリスマスツリーとしてしっかりと成立しています。
館内のガラス面やエントランスにもツリーと連動した装飾が施され、施設全体で統一感のある“和のクリスマス空間”を演出しています。
展示期間:2025年11月21日~12月25日
展示場所:1階アトリウム
歌舞伎にちなんだ撮影イベントを開催
映画『国宝』などをきっかけに注目が高まる歌舞伎文化に合わせ、11月22日(土)・23日(日)には特別イベント「歌舞伎ワンダープレゼント」が開催されました。歌舞伎演舞のパフォーマンス集団「雅屋(MIYABIYA JAPAN)」の演者と写真が撮影でき、撮影画像を提示するとオリジナルギフト(手提げ袋、揚げせんべい「歌舞伎揚」など)がプレゼントされます。
開催日時:2025年11月22日・23日 12:00~18:00
開催場所:1階アトリウム(ヒノキツリー横)
20店舗が期間限定の“ワンダーグルメ”を提供
館内の飲食店20店舗では、「ワンダー(驚き)」をテーマとしたオリジナルメニューが期間限定で販売されています。クリスマスから年末年始にかけて利用しやすい料理やスイーツがそろっています。
施設コンセプトと連動した“和のクリスマス演出”
KITTE大阪は「UNKNOWN(アンノウン)」を施設コンセプトに掲げ、日本の魅力を発見・再認識できる商業施設として開業しました。今回のイベントは、このコンセプトを踏まえ、ヒノキツリー、歌舞伎イベント、館内装飾、限定グルメを組み合わせ、日本文化とクリスマスを融合させた“和のクリスマス体験”を提供しています。
イベントの詳細は特設サイトで公表されています。
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