プリンスホテルは2020年9月15日付けのニュースリリースで、同社が運営するグランドプリンスホテル京都を、プリンスホテルのフラッグシップブランド「ザ・プリンス」にリブランドし、2020年10月9日(金)より「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」として、オープンすると発表しました。同時にマリオット・インターナショナルの「オートグラフ コレクション」に加盟し、コロナ禍が落ち着いた時にマリオットのネットワークを通じて海外からの送客を強化する戦略です。
【出展元】
→【グランドプリンスホテル京都】2020年10月9日(金)より「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」として営業開始
「オートグラフ コレクション」とは?
「オートグラフ コレクション」は、マリオット・インターナショナルが、クオリティ、独自性、個性を基準に厳選したラグジュアリーホテルのコレクションです。他のマリオット社ブランドとは異なり、独自のデザインやおもてなしにより、たった一つしかない特別な滞在「Exactly like nothing else(唯一無二)」を体験できる、世界各地の独立系ホテルが加盟しています。
プリンスホテルは、2013年に「ザ・プリンス さくらタワー東京」が日本で初めて「オートグラフ コレクション」加盟し、「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」は日本で3番目、西日本エリアでは唯一の加盟となります。プリンスホテルのフラッグシップ「ザ・プリンス」にリブランド
比叡山を東に望む宝ヶ池のほとりに1986年に開業した京都宝ヶ池プリンスホテルは、日本建築界に貴重な業績を残した故・村野藤吾氏が基本設計を手掛けました。国立京都国際会館に隣接しており、四季折々に美しい日本庭園等、京情緒が愉しめます。その後2007年にグランドプリンスホテル京都に名称変更され、今回「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」にリブランドされます。
「ザ・プリンス」ブランドは現在「ザ・プリンス パークタワー東京」「ザ・プリンス さくらタワー東京」「ザ・プリンス 軽井沢」「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」の5ホテルが属し、「京都宝ヶ池」は6番目、西日本では初の「ザ・プリンス」となります。
「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」が提案する京都体験
「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」は地域との連携を強化し、京都の魅力を伝える体験型ホテルとしてコンシェルジュを新設し、宿泊客の要望に沿って「食×体験×地域連携」をかけ合せた京都旅の提案など、地元に根付いた同ホテルならではの京都滞在を提案します。
たとえば「京都 旅の提案」では、ホテルから近い貴船や高雄で名店の川床体験など、地域と連携し宿泊客の要望に合わせた新たな京都を発見できる旅を提案。「地場産品の提案」では、京都でしか手に入らない野菜や漬物等の名産品を取り入れたホテルの食事など、地場産品を体験できる機会を設けます。
「京都 食の体験」では、地元の老舗農園で野菜の収穫体験など、地域と連携しホテルの枠を超えた京都の食を提案。「ホテルで特別な京都体験」では、「茶寮」でのお座敷体験など、地元に根付いたザ・プリンス 京都宝ヶ池ならではの特別な京都体験を提案し、京都の伝統文化を発信する拠点として、お客さまと地域を結び、この地でしか味わえない特別な京都の魅力を国内外に発信します。