JR西日本は、2015年3月18日に発表したニュースリリースで、同社が開発を進めてきた、昇降式ホーム柵をJR京都線の高槻駅に新設される新快速専用ホームに設置すると発表しました!
JR西日本は、ホームにおける安全対策として、扉の枚数が異なる車両にも対応できる「昇降式ホーム柵」の開発に取り組んでおり、JRゆめ咲線桜島駅1番ホームでのプロトタイプの実証実験を経て、2014年12月からJR神戸線の六甲道駅で試行運用を行って来ましたが、試験結果は良好で実用化の目処がたったそうです。その為、六甲道駅の「昇降式ホーム柵」を継続設置すると共に、JR京都線の高槻駅で建設が進められている新快速専用ホームへの導入が決定しました。
【出典元】
→六甲道駅「昇降式ホーム柵」を継続設置します「昇降式ホーム柵」を高槻駅に設置します
【過去記事】
→JR神戸線-六甲道駅の上り内側線(3番のりば)で実証実験が始まった「昇降式ホーム柵」の状況 15.01
→JR神戸線-六甲道駅の上り内側線(3番のりば)で設置工事が進む「昇降式ホーム柵」の状況 14.11
→JRゆめ咲線桜島駅1番ホームで実証実験が行われている「ロープ式ホーム柵」が凄い!
①設置箇所
JR京都線 高槻駅 上下外側線(平成28年春に完成予定の新設ホーム)
②諸元
【ホーム柵延長】
約250メートル(1つの番線あたり)
【寸法】
・開口幅:4メートルから12メートル
・ロープの高さ
「閉(ロープ降下)」時:500ミリメートル(最下部)、1,200ミリメートル(最上部)
「開(ロープ上昇)」時:2,000ミリメートル(最下部)
③スケジュール
新設ホーム完成時(平成28年春予定)に、昇降式ホーム柵を使用開始(予定)
④高槻駅について
【所在地】大阪府高槻市白梅町1番-1
【乗降人員】127,658人(平成25年度1日平均)
【ホーム】相対式2面(新設部分・1番、6番のりば)
【その他】最長12両編成の列車が停車