湘南ベルマーレ新スタジアム計画は、約2万人に拡大、コンサートやイベントも開催できる多機能複合型の施設を想定、平塚市総合公園内が第一候補で総事業費142億円！

湘南ベルマーレは、神奈川県平塚市にホームスタジアムを置くサッカーJ1リーグのチームです

湘南ベルマーレは、『レモンガススタジアム平塚（平塚競技場）』にホームを置いていますが、施設の老朽化に加え、客席を覆う屋根などがJ1の基準を満たしていない事や、経営基盤となる入場料収入の面でも客席の増加が課題となっています。また、市の試算によると既存のスタジアムを改修した場合でも同規模の費用が必要になるとの事です。

新スタジアムについて、ベルマーレの関連会社「湘南メディアスタジアム」の佐藤倫明社長は、2023年5月25日に、平塚市に提案した計画を公表しました。新スタジアムの第1候補地は、現スタジアムと同じ「平塚市総合公園」内で、芝生広場などがある約1.5万㎡。計画では客席数を現在の約1.5万人から約2万人に拡大し、コンサートやイベントも開催できる多機能複合型の施設を想定。にぎわいや経済効果を生むだけでなく、防災や健康増進の拠点としての機能も持たせる予定です。

市が難色を示している都市公園の建ぺい率の規制については、近くの民有地を市が取得して公園に編入するなどしてクリアすることを提案しました。建設費は設計を含め約142億円を見込み、半額を企業版ふるさと納税やクラウドファンディングなどで調達。残り70億円超は市に拠出を求めています。スタジアムの完成後は市に寄付し、同社が指定管理委託を受ける方式を想定しています。

「湘南メディアスタジアム」社は、市が総合公園の再開発を望まない場合は、市内の民有地に建設する案も第2案として提示しました。企業版ふるさと納税の制度の終了が迫ることから、取り組みを検討できるかどうかをことしの夏までに判断するよう市に求めており、夏頃までには具体的な方向性が見えてくると思われます。

ベルマーレ本拠地 新スタジアム建設計画を公表 建設費少なくとも１４０億円 (msn.com)
ベルマーレが新スタジアム計画　平塚市総合公園内で建設費142億円
神奈川：ベルマーレ　新スタジアム候補２か所：地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
｢平塚に新スタジアムを｣ 商議所らが協議会を発足 | 平塚 | タウンニュース (townnews.co.jp)
平塚の湘南ベルマーレ本拠地　新スタジアム建設計画を公表 | カナロコ by 神奈川新聞 (kanaloco.jp)