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『博多阪急』の年間売上高は623億円!JR博多シティ全体で過去最高の1345億円を記録!九州〜広島までの広域集客+インバウンド需要を取り込み成長



JR博多駅ビルの商業施設を運営するJR博多シティは、2023年度の売上高が過去最高の1345億円を記録したと発表しました!コロナ禍前の2018年度が1185億円だったので、12.3%売上が増加しました。

アミュプラザなど7施設の合計は前年比19.3%増の722億円で、中核を担う博多阪急は富裕層やインバウンド客の需要を取り込んだことで、売上高が前年比23.3%増の623億円となりました。また、アミュプラザ博多、博多阪急、アミュエスト、博多デイトスの4施設の入館者は6918万人(2018年度比95.7%)で、コロナ禍前の人出には届きませんでした。

初年度売上372億円でスタートした博多阪急ですが、ジワジワと売上を伸ばし、コロナ禍前の2018年度に初めて500億円を突破。コロナ禍で足踏みしましたが、2023年度は600億円を超えるまでに成長しました。この数字はH2Oリテイリングの百貨店の中では、梅田阪急、阪神梅田本店に次ぐ3番店の実績で、同社グループの中でも中核を成す店舗となっています。


◆博多阪急の売上推移

2023年度:623億円
2022年度:506億円
2021年度:414億円
2020年度:339億円
2019年度:492億円
2018年度:516億円
2017年度:474億円
2016年度:444億円
2015年度:439億円
2014年度:423億円
2013年度:404億円
2012年度:375億円
2011年度:372億円

 


大丸札幌店

JRの巨大駅ビルに出店して急成長を遂げた百貨店は、JR京都伊勢丹(22年年度:622億円)、JR名古屋タカシマヤ(22年暦年:1891億円)、大丸札幌店(22年度:620億円)があります。天神一強だった福岡都心の商業エリアですが、JR博多シティの成長により2核構造に変化しつつあります。

天神が最強過ぎるので、博多駅ビルに出店した博多阪急に対して厳しい予想がありましたが、年商600億円を超えるまでに成長するとは本当に驚きです。

1 COMMENT

よっさんdsnmb

福岡市は人口約160万人だが訪れてみるとその賑わいから200万人以上の大都市かのように錯覚する時がある。

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