JR八尾駅は、大阪府八尾市のJR大和路線の駅で、2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。八尾駅の1日の乗降客数は26,696人/日で、普通電車のみが停車します。大和路線は橋上駅舎化や高架化、連続立体化による駅舎改良工事が進んでおり、近年では、加茂、木津、奈良、郡山、大和小泉、法隆寺、柏原、久宝寺、今宮、JR難波の駅舎が刷新されましたが、八尾駅も橋上駅舎化による駅舎改良工事が行われています。
【過去記事】
→JR大和路線-八尾駅橋上駅舎化 11.12
前回の撮影が2011年12月だったので約1年4ヶ月振りの撮影です。メチャクチャ間が開いてしまいました(^^;
久々に現地を訪れてみると、既に防護ネットに覆われた橋上駅舎が姿を現しており、工事は終盤戦に差し掛かっていました。
八尾駅は2面2線のシンプルな配線です。上下線の間にはかつては中線がありましたが、久宝寺駅の改良工事の頃に撤去されました。
JR八尾駅は、今回の駅舎改良工事によりバリアフリー化が進みます。自由通路にはエレベーター2基(南北に各1基)とエスカレーター4基(上り用・下り用を南北に各1基ず つ)が、橋上駅舎にはエレベーター2基とエスカレーター4基(上り用・下り用を上り下り両ホームに各1基ずつ)が設置され、バリアフリーに対応した多機能トイレ2カ所も整備されます。南北駅前広場に加え、上り下りホームそれぞれに、上下方向のエスカレーターが設置されるのが嬉しいですね。
ホームから橋上駅舎を見上げた様子です。駅規模の割に、結構大きな構造物だなぁ、と思いました。立派な駅舎になりそうです。
橋上駅舎化工事が完成に近づいたJR八尾駅。JR西日本と八尾市の発表によると供用開始に先立ち、6月29日13~15時に一般を対象にした見学会を実施、自由通路と橋上駅舎は2013年7月6日始発より供用を開始するそうです。
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八尾市長が「八尾市の玄関口に相応しく、バリアフリー対応の、福祉最先端駅を目指します。」と発言されてますが、
福祉最先端を謳うためには、上下双方向のエスカレーター設置は必須でしょうね。
高齢者のためには、上りより下りのエスカレータが必要、とも聞きますし。
他に設備面でどのように考慮されているのか、注目したいと思います。
また、先日橋上化オープンした和泉府中駅で気づいた点として、
・係員窓口横が、改札機ではなく柵仕切りになっていて、
ラッチ内・外から駅係員と会話できるが、そのまま通過できないようになっている。
・券売機が旧駅舎から古いタイプを流用している。
がありますが、このあたりも八尾駅の場合にどうなるか気になります。