
大阪市は南海難波駅前にある旧市立精華小学校の跡地を、不動産会社「株式会社成信」に約35億9000万円で売却すると発表しました。提案内容はホテル、物販業、飲食業などで構成する商業施設として2016年度にオープンさせる計画でしたが、2016年7月現在まで、現地は更地のままで動きがありませんでした。旧市立精華小学校の事業予定地は、中央区難波3―25―2の敷地4547・72m2のうち北側約330m2を除いた約4217・22m2。建ぺい率80%、容積率500%となっています。
【過去記事】
→大阪市が「旧精華小学校」跡地の売却先を発表、成信が複合施設を計画
現地の様子です。建設ニュースが伝える所によると、大阪市が公募型プロポーザルを実施し、2013年2月に最優秀提案者が決まりま既存校舎の解体後、更地の状態が続いた難波の旧市立精華小学校跡地の再開発計画が、いよいよ計画が動き出した様です。今回の再開発は物販・飲食店舗が入る9階建ての商業ビルが計画されている様で、12月初旬に着工、完成は2018年12月初旬を予定しているそうです。

【出典元】→もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発事業者募集プロポーザルの事業者選定結果について
以前の提案にあったフロア構成のイメージ図です。この提案では10階建て程度のビルが計画されていました。ホテルフロアが中空になっている造りを見ると、なんばオリエンタルホテルが入居しているビルに近いイメージの計画でした。

ついに計画が動き出した、難波の旧市立精華小学校跡地の再開発計画。紆余曲折をへてようやく動き出した再開発計画なので、難波の新しい顔に相応しい施設になる事を期待したいと思いました。

