関西エアポート株式会社は、2016年8月9日に発表したニュースリリースで、関西国際空港内にある商業施設ビル「エアロプラザ」北側に簡易宿泊施設「ファーストキャビン」を開業すると発表しました!
「ファーストキャビン」は飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルで、低料金でありながら大浴場やラウンジなど充実したサービスで評価を得ている高級カプセルホテルチェーンで、東京、関西を中心に展開を行っています。 関西エアポート株式会社は「24 時間空港の関西空港では、深夜・早朝便のお客様を中心に、幅広いお客様にご利用いただける」との考えの様です。また、関西空港では、インバウンドのお客様にも喜んでいただけるよう「ファーストキャビン」では「和」のコンセプトの内装を施すことを計画しています。
【出典元】
→関西エアポート株式会社>エアロプラザに「ファーストキャビン」が OPEN(PDF)
【過去記事】
→関空の商業施設「エアロプラザ」が大規模改修、トランジット(乗り継ぎ)ホテルを整備。バンシ・エアポートの運営ノウハウを導入!

「ファーストキャビン」の場所は上記図の通りです。関空駅側から見て右側奥の3・2階に153室(予定)の規模での出店となります。

客室(キャビン)のイメージ図です。ファーストキャビンは旅館業法上は簡易宿泊所となる為、各キャビンの出入口に施錠する事ができません。その為、セキュリティ性高める為、各キャビン内に施錠可能な大型の収納が用意されています。

共用ラウンジのイメージ図です。訪日外国人旅行客に喜んでもらえるように和のテイストが散りばめられた空間演出がなされます。

エントランスのイメージです。ファーストキャビン関西空港のエントランスはエアロプラザの3階に位置しています。

24時間空港の必須施設とも言える簡易宿泊所が整備される事になったエアロプラザ。関西エアポートに出資する仏空港運営会社バンシ・エアポートの運営ノウハウが早速導入された形ですが、宿泊料金が5000円はちょっと高い?また、153室の規模で足りるのか!?と言うのが正直な感想です。さて、エアロプラザに進出するファーストキャビンの稼働率がどの程度になるのか?またどの様に評価されるのか?お手並み拝見といった所ですね。


