JR西日本は、2016年6月15日のニュースリリースで、大阪駅の6,7番のりばに「可動式ホーム柵」を設置すると発表しました。ホーム柵は高槻駅に導入された「昇降式」ではなく、北新地駅や京橋駅に導入された「ノーマルタイプの可動式ホーム柵」が設置されます。
その大阪駅の6番のりばに大きな動きがありました。かねてより設置の為の準備工事が行われてきましたが、2017年3月16日深夜から17日早朝にかけて(可動式ホーム柵)が設置され様子が一変していました。現時点ではユニットが設置されただけて実稼働はまだ先ですが、いよいよ大阪駅にもホームドアが登場する事が実感できました。
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※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!

大阪駅の6.7番のりばは、京都方面や西明石方面に向かう普通列車が発着しており、車両扉枚数が4枚に統一されているため、扉の位置が固定されたタイプの可動式ホーム柵を設置されることになりました。ホームからの転落を防ぐという意味では、ホーム柵の効果は非常に大きく、同社では設置しているホームでは線路への転落件数が0件になっております。JR西日本では北新地駅や高槻駅、北陸新幹線各駅など11駅に設置されています。

ちなみにこのホームドアユニットですが、2017年3月16日深夜から17日早朝にかけて大阪駅6番乗り場の ホーム柵 輸送と設置工事が行われました。また、ホームドア・ユニットの輸送はOSAKA POWER LOOPラッピングの103系LA03編成が使用され、当日は女性専用車を抜いた7両編成に減車された状態で輸送されました。

それでは、大阪駅6番のりばに設置された、ホームドアユニットを見て行きましょう。基本的に先に導入されたJR京橋駅、学研都市線ホームのモノと同様のタイプとなっています。

停車中の207系とホームドアユニットの様子です。

ユニットに掲示されているピクトグラムの様子です。

仮設状態ですが、車両の連結部には転落防止の簡易柵が取り付けられていました。

ホームドアユニットを真横から見た様子です。こうやって見ると、可動部分は思いの外薄い印象です。

縦アングルで見た6番のりばのホームドアと大阪駅橋上駅舎の様子です。

撮影ポイントを変えて、対面側の7番のりばの側から見た様子です。

反対側の様子です。

ホームドアの設置箇所のアップです。

ちなみにこの7番乗り場もホームドアの設置準備工事が進んでおり、近々ユニットが設置されると思います。

さらに撮影ポイントを変えて、橋上駅舎から見たホームドアの様子です。

ついに大阪駅に設置されたホームドアユニット。ドーム屋根下の眺めもこれから更に変わって行く事になります。
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