
南海電鉄の車両を撮影する為に新今宮駅に行くと、見かけない新しい発車票が設置されていました。よくみると、LCD(液晶)モニタ・タイプの発車票ですがアスペクト比(縦横比)が通常の16:9ではなく、超横長のハーフワイド液晶でした。

アップで見た様子です。専用筐体に収納されており、違和感が全くない完成度の高い仕上がりです。ハーフワイド液晶は、阪急・阪神の新型車両に採用され、大阪市交通局の御堂筋線21系リニューアル車でも採用が始まっていますが、何れも車内用のインフォメーションモニタです。今回南海新今宮駅に設置されたホーム上の発車票は、非常に珍しいです。

ちなみに。こちらはソラリーと3色LEDを組み合わせた従来機の様子です。新型に比べると奥行きが凄くて時代を感じさせます。落下して頭に当たると即死レベルで大きいです。

新型を見上げた様子です。従来機に比べるとそのコンパクトさが良く解りますね。側面もカーボン調の化粧パネルが取り付けられ、カッコイイです。

取材時点では、南海新今宮駅の2番、4番線にハーフワイドLCDタイプの発車票が設置されていました。

南海新今宮駅に登場した、新型ハーフワイドLCDタイプの発車票。天井の低いシチュエーションでも設置できるので、これから増殖してゆくかもしれませんね。

