京阪は2018年3月1日付けのニュースで、2017年8月20日(日)からサービスを開始した座席指定特別車両「プレミアムカー」の利用者数が 2018年2月24日(土)に50万人を達成したと発表しました!京阪プレミアムカーはサービス・インから188日で50万人を達成した事になります。発表された50万人を188日で割ると、単純計算で1日平均2659人の利用があった事になります。客単価を2段階のプレミアム料金、400円と500円の中間、450円/人と仮定した場合、1日あたり119.6万円、188日間で、約2億2千5百万円の特別料金を得た事になります。
※体感上、500円区間の利用客の方が多いと思われるので客単価はもう少し上がるはずです。
【出典元】→京阪電鉄:おかげさまでプレミアムカーご利用者数 50 万人達成(PDF)
【過去記事】
→京阪プレミアムカー乗車レポート1 ~記念すべき淀屋橋発1番列車発車前後の状況~
→京阪プレミアムカー乗車レポート2 ~エントランス・車内設備~
→京阪プレミアムカー乗車レポート3 ~シート編~
京阪プレミアムカーは1989年にデビューした8000系電車の6号車を改造して登場した有料座席指定の特別車両です。京阪8000系は8両編成で、6号車が有料座席指定の「プレミアムカー」、ほかの7両は別料金不要の“自由席”、そのうち4号車が2階建て「ダブルデッカー車」の編成です。
プレミアムカーの外装デザインは、雅な京都への旅を想起させる京阪特急のカラーイメージはそのままに、“特別車両”の乗降口としての存在感をより際立たせるべく、扉の回りに「金色」を配置。車内は2人掛けの転換クロスシートから、リクライニングも可能な2+1列のリクライニングシートに大幅にグレードアップされ「プレミアムカー」の名称に相応しい上質な車両に生まれ変わりました。
京阪プレミアムカーですが、デビュー後半年が経過した現在は、かなり定着した様に見えます。500円でこれだけハイグレードな車両の着席保証が買えるのは魅力的で隠れていたニーズが顕著化した様に感じました。以前の報道によると、プレミアムカーの乗車率は平日が7割、土日が8割との事です。これから更に半年後、まる1年を経過した時に京阪から詳細な利用実態が発表されると思いますが、今回の発表を見ると、思ったよりも好調な滑り出しと言えそうですね。
半年で50万人、いい感じで推移していますね( ◠‿◠ )
まだまだ伸びしろはありそうで安心しました=(^.^)=