北大阪急行ー緑地公園駅のホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 18.02

北大阪急行電鉄2016125日(月)に、ホームでの事故対策として同社の3駅にホームドア(可動式ホーム柵)を設置すると発表しました。ホームドアは最初に千里中央駅に設置され、2017年9月9日から使用を開始しました。今回は2018年03月末からホームドアの運用開始を予定している、緑地公園駅の様子をご紹介します。

ホーム柵は千里中央駅と同じく「株式会社京三製作所」製です。同社のホームドア(可動式ホーム柵)は、大きなドア透過部やスライド式非常脱出口を備えている他、 地上側に設置するセンサにて車両の定位置停止検知などを行い、可動式ホーム柵 の自動開閉を実現しています。これにより、地上-車上間の情報伝送(トランスポンダ)装置 が不要となり、地上設備だけのシンプルなシステムとなっている所が大きな特徴です。


【出典元】
株式会社京三製作所>北大阪急行電鉄 千里中央駅の可動式ホーム柵を受注いたしました(PDF)
北大阪急行電鉄>当社線 3 駅に「可動式ホーム柵」を設置します(PDF)


ホームドアユニットがズラリと並ぶ後継は圧巻です。
ホームドアユニットを真横から見た様子です。
運用開始は3月末頃からですが、既に路線図やピクトグラムの一部が張られていました。
ちなみに電車が到着するとこんな感じになります。
ホームドアの設置に合わせて、ドア部分の床面の嵩上げが行われ、車両とホーム間のギャップと隙間が少なくなりました。
ホームドアユニットを真横から見た様子です。
北大阪急行ー緑地公園駅に設置されたホームドアユニット。3月末頃の使用開始を目指して、センサーなど関連設備の設置、調整が行われる事になります。