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『弁天町駅改良計画』(仮称)内回りホーム口新設、交通科学博物館跡に新駅舎を整備!現地の最新状況 23.12



JR西日本は2022年11月18日付けのニュースリリースで、「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み として、万博会場へのメイン・アクセスルートとなる大阪メトロ中央線と大阪環状線の乗り換え駅である「弁天町駅」の改良計画を発表しました!

計画では、現在の駅舎の南口改札と北口改札の間に新たな駅舎を整備し改札口を新設。環状線 弁天町駅内回りホーム(3階)と中央線「弁天町駅」改札階を直結する連絡通路を設置して、大阪駅から到着した利用者が、段差なくフラットに乗換可能とする、歩行者導線を実現します。またホームの安全性を向上するため、万博開催までにホーム柵を整備します。

【出展元】
→JR西日本>「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み ~万博アクセス輸送~
→JR西日本>2022 年 11 月社長会見 

 

 



 

万博期間中は現在の3倍を超える乗り換え客が見込まれていますが、大幅な駅改良により、万博期間中のピーク時間帯においても、乗り換え時の安全性と利便性の向上を図ります。なお、現在の南口・北口改札については、万博期間中は継続して活用し、期間終了後に閉鎖となり、新駅舎・改札口機能集約されます。

新駅舎には、エレベーター2基やエスカレーター上下4基、バリアフリートイレ2ヵ所を設置 し、バリアフリー機能を向上。 来月、12月に工事に着手し、本格着工は2023年夏頃、2025年春の万博開幕前に開業する予定です。

 


弁天町駅の新駅舎は、京都鉄道博物館に機能移転して閉鎖された『 交通科学博物館』の跡地が活用されます。閉鎖後の跡地は駅前の好立地なので、その活用方法に注目していましたが、まさかの新駅舎整備とは大変驚きました!

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2023年12月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年5月だったので、約7ヶ月振りの撮影です。


新駅舎が建設される元:交通科学館跡地の様子です。杭打機が投入され本格的な工事が始まっていました!!


高架駅側の様子です。橋脚に耐震補強を施している様な感じですね。


こちらは地下鉄中央線に接続する南側敷地の様子です。



大型のクローラークレーンが2機投入されており、こちら側の工事も本格化しそうです。

2023年5月の様子


現地の様子です。写真のあたりに新駅舎が建設されます。

 



2014年4月に閉館した交通科学博物館跡地の様子です。跡地は交通結節機能の向上や、広域からの集客を視野に入れた駅整備との一体開発を検討する、としていましたが、万博に合わせて新駅舎の整備が始まる事になりました。

 



北東側から見た様子です。交通科学博物館跡地はかなりの広さがあるので、新駅舎整備に加えて高度利用が期待されます。

 


弁天町駅高架下の様子です。

 


現:南口(写真左)と、新駅舎計画地(写真右)の様子です。

 

 

 

 



現:南口の様子です。南口・北口改札は、万博期間中は継続して活用し、期間終了後に閉鎖され、新駅舎・改札口機能集約する予定です。

 

 


現:南口改札付近の様子です。

 


大阪メトロ弁天町駅と繋がる連絡通路の様子です。

 


写真奥に見えるのが大阪メトロ弁天町駅です。

 


最後は連絡通路の様子です。大阪関西万博に向けて大規模な改修工事が行われる事になった弁天町駅。古めかしい装いの現在の駅舎、通路が、未来社会の在り方を描く万博に相応しい姿に変貌するのか?今後の動きに要注目です。

1 COMMENT

ガンマ

この周辺は何だか寂しい雰囲気がありますね。
大阪にもっと経済力があればかなり魅力的な場所なのですが。

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