JR西日本は2022年11月18日付けのニュースリリースで、「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み として、万博会場へのメイン・アクセスルートとなる大阪メトロ中央線と大阪環状線の乗り換え駅である「弁天町駅」の改良計画を発表しました!
計画では、現在の駅舎の南口改札と北口改札の間に新たな駅舎を整備し改札口を新設。環状線 弁天町駅内回りホーム(3階)と中央線「弁天町駅」改札階を直結する連絡通路を設置して、大阪駅から到着した利用者が、段差なくフラットに乗換可能とする、歩行者導線を実現します。またホームの安全性を向上するため、万博開催までにホーム柵を整備します。
【出展元】
→JR西日本>「2025 年大阪・関西万博」に向けた取り組み ~万博アクセス輸送~
→JR西日本>2022 年 11 月社長会見
万博期間中は現在の3倍を超える乗り換え客が見込まれていますが、大幅な駅改良により、万博期間中のピーク時間帯においても、乗り換え時の安全性と利便性の向上を図ります。なお、現在の南口・北口改札については、万博期間中は継続して活用し、期間終了後に閉鎖となり、新駅舎・改札口機能集約されます。
新駅舎には、エレベーター2基やエスカレーター上下4基、バリアフリートイレ2ヵ所を設置 し、バリアフリー機能を向上。 来月、12月に工事に着手し、本格着工は2023年夏頃、2025年春の万博開幕前に開業する予定です。
弁天町駅の新駅舎は、京都鉄道博物館に機能移転して閉鎖された『 交通科学博物館』の跡地が活用されます。閉鎖後の跡地は駅前の好立地なので、その活用方法に注目していましたが、まさかの新駅舎整備とは大変驚きました!
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2024年9月の様子
現地の様子です。前回の取材が2024年7月だったので、約2ヶ月ぶりの撮影です。
北東側から新駅舎を見た様子です。鉄骨建方が進み、すでに棟上げしている様でした。
既存の高架駅舎の様子です。
先程の反対側、西側の様子です。こちら側の方が、かなり工事の進み方が早いです。
新駅舎をアップで見た様子です。「弁天町駅」の駅名標が取り付けられていました!
西側から東側を見通した様子です。おそらく、東西自由通路になる箇所だとおもます。
西側新駅舎を北西側から見た様子です。
再び東側に戻りました。こちらはJR「弁天町駅」と大阪メトロの「弁天町駅」を結ぶ歩行者デッキの様子です。
大阪メトロ側から、JR弁天町駅の新駅舎を見た様子です。
大阪メトロの弁天町駅側を見た様子です。
撮影ポイントを変えて、歩行者デッキを真横から見た様子です。完成の姿が想像できてワクワクしてきました。
既存の連絡通路と歩行者デッキの接続箇所の様子です。
既設の連絡通路と歩行者デッキの接続箇所の様子です。
最後は大阪メトロ弁天町駅から見た、歩行者デッキの様子です。
2024年7月の様子
現地の様子です。前回の取材が2024年5月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。
南東側から見た様子です。新しい駅舎の駆体が姿を表し始めました!!
こじんまりした駅舎になると思っていましたが、想像していたよりも規模が大きくで驚きました。
新駅舎を北東側から見た様子です。
計画地北側の様子です。
撮影ポイントを変えて、こちらは大阪メトロ中央線側の様子です。JRの新駅舎から伸びる歩行者デッキが出来上がりつつあります。
歩行者デッキは中央大通りの手前で右に曲がって既存駅舎に接続されます。
最後は、建設工事が進む歩行者デッキの様子です。
2024年5月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年12月だったので約5ヶ月振りの撮影です。
北東側から見た様子です。JR弁天町駅の新駅舎の鉄骨が姿を現し、大阪メトロ弁天町駅側に繋がる歩行者デッキの建設工事も進んでいました。
JR弁天町駅の新駅舎の様子です。
想像よりも結構大きい駅舎が出来るようですね。これは楽しみになってきました。
少し角度を変えてみた様子です。ホーム高架下が、どの様に変わるのか?興味津々です。
少し引き気味のアングルで見た様子です。JR弁天町駅の新駅舎(写真右)から大阪メトロ弁天町駅に繋がる歩行者デッキが姿を現していました。
歩行者デッキの様子です。結構な長さ+高さがある事に驚きました。来年の春から、大阪駅から環状線で弁天町に着た万博方面に向かう大量の旅客を捌く事になります。
さらに引き気味で見た現地周辺の様子です。完成すると屋根付きデッキになるので、雨天時も快適に乗り換えできそうです。
最後は大阪メトロ弁天町駅(写真左)と歩行者デッキの様子です。
2023年12月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年5月だったので、約7ヶ月振りの撮影です。
新駅舎が建設される元:交通科学館跡地の様子です。杭打機が投入され本格的な工事が始まっていました!!
高架駅側の様子です。橋脚に耐震補強を施している様な感じですね。
こちらは地下鉄中央線に接続する南側敷地の様子です。
大型のクローラークレーンが2機投入されており、こちら側の工事も本格化しそうです。
2023年5月の様子
現地の様子です。写真のあたりに新駅舎が建設されます。
2014年4月に閉館した交通科学博物館跡地の様子です。跡地は交通結節機能の向上や、広域からの集客を視野に入れた駅整備との一体開発を検討する、としていましたが、万博に合わせて新駅舎の整備が始まる事になりました。
北東側から見た様子です。交通科学博物館跡地はかなりの広さがあるので、新駅舎整備に加えて高度利用が期待されます。
弁天町駅高架下の様子です。
現:南口(写真左)と、新駅舎計画地(写真右)の様子です。
現:南口の様子です。南口・北口改札は、万博期間中は継続して活用し、期間終了後に閉鎖され、新駅舎・改札口機能集約する予定です。
現:南口改札付近の様子です。
大阪メトロ弁天町駅と繋がる連絡通路の様子です。
写真奥に見えるのが大阪メトロ弁天町駅です。
最後は連絡通路の様子です。大阪関西万博に向けて大規模な改修工事が行われる事になった弁天町駅。古めかしい装いの現在の駅舎、通路が、未来社会の在り方を描く万博に相応しい姿に変貌するのか?今後の動きに要注目です。
弁天町は大阪環状線の中でもめずらしい立派な駅前ロータリーのある駅ですね。
ブレイクを期待されつつ、イマイチパッとしないイメージですが、万博IRを機ににぎやかになってほしい。
工事も順調に進んでいるようですね。弁天町も西九条のように乗り換え駅としての重要拠点へと進化することを期待しています(^.^)
手つかずな場所は結構有りますよね。
こうして万博とその後のIRを考慮しての動きがあって日の目を見る形になりました。
確かにお金は使いますよ。けれども百年前から何一つお金を使わずにいたらどんな大阪になっているのでしょう? それをこれからの百年に当てはめるとゾッとしませんかと言いたいです。
これは家庭でも同じだと思うのですが、何かしからの切欠が無かったら動かないですね。
特に日々の雑務に追われていると何も考えないのが普通で、ところが何かでふと気付くとえらい事になっているみたいな感じでしょうか。自治体単位の場合は何かしらの大きなイベントや災害で見直される時が多いように思います。でも、自然災害待ちは困るのでイベント時に色々見直すのは良いかと思います。
この周辺は何だか寂しい雰囲気がありますね。
大阪にもっと経済力があればかなり魅力的な場所なのですが。