世界的なスポーツ用品・アパレル企業であるミズノは、スポーツを通じた社会イノベーションの創出を加速するため、大阪ベイエリアの咲洲地区にイノベーションセンター「MIZUNO ENGINE(ミズノエンジン)」を設立し、2022年11月に稼働を開始しました!
MIZUNO ENGINEは、同社創立115周年の節目にあわせて、スポーツによる社会イノベーション創出を目指した新研究開発拠点をミズノ大阪本社敷地内に設立。大阪ベイエリアの咲洲にあるミズノ本社の隣接地に地上2階建て、延べ床面積5000㎡の研究拠点が完成しました。総事業費約は50億円です。
【出展元】
→イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」が稼働開始
→ミズノ イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE」がオープン。インテリアデザインを、「コクヨ」×「ahd osaka」の合同チームが担当。
「MIZUNO ENGINE」は、ミズノが研究開発力を強化し、スポーツによる社会イノベーション創出を加速させるための施設として誕生。「はかる」「つくる」「ためす」を日々実践するための特殊な設備を一カ所に集約し、開発をスピードアップ。また、研究開発部門だけでなく、全グループ社員が自由にアイデアを語り合ったり、意見を交えることができる交流エリアを設けるなど、社員の知の結合による新たな価値の創造も見据えて。さらに、志に共感する多様なパートナーとのオープンイノベーションの促進も掲げています。
ミズノが目指す未来像「MIZUNO MIRAI VISION」は、ミズノの強みや価値観、目指す未来を表現し、商品・サービス開発の指針としています。ミズノはスポーツを「体を動かすことを楽しむこと」と定義し、「スポーツを通じて人を幸せにすること」を使命と考えています。将来のビジョンは、誰もが体を動かすことを楽しみ、スポーツが社会課題の解決に貢献できる社会の実現です。
インテリアのレイアウトやデザインに際して、コクヨとahd osakaのチームは、「NEWEST FUN 楽しさを、すべての起点に」というコンセプトを設定しました。スポーツの起源は遊びであった、という説に着想を得て、「楽しさ」をきっかけに、自然と行動や交流を生み出したり、クリエイティブに働くための仕掛けが随所に配されました。
また、空間のベースカラーをモノトーンにすることで、人の動きや、製品の存在感を際立たせる狙いも。楽しい気持ちを呼び起こすとともに、楽しさの見える化も考えたデザインとなっています。
これまでの経緯
総合スポーツメーカーのミズノは、創立115周年の節目にあわせて、スポーツによる社会イノベーション創出を目指した新研究開発拠点をミズノ大阪本社敷地内に設立します。計画地は、大阪ベイエリアの咲洲にあるミズノ本社の隣接地。地上2階建て、延べ床面積5000㎡で総事業費は50億円を見込んでいます。設計は日建設計、施工は大林組が担当。現地に掲示されていた労災保険関係成立票によると、事業期間は2021年6月1日〜2022年9月30日となっています。
【出展元】→スポーツによる社会イノベーション創出>ミズノ 新研究開発拠点を設立
新研究開発拠点は、スポーツの定義を競技シーンだけでなく、日常生活シーンにおける身体活動にも拡大し、スポーツの力で社会課題を解決する社会イノベーション創出を目指した施設となります。新しい『製品・サービス・事業』を開発するために 『測る・創る・試す』 を高速で繰り返す空間、『オープンで化学反応が生まれる』空間になることをめざします。
新研究開発拠点では、アスリートに加えて幅広い世代の日常生活における生体・運動データや、これまで困難とされてきた人の“こころの動き”なども研究。さらに、脳科学や人間工学などの外部研究機関の知見を積極的に融合することで、「アスリートのパフォーマンスを向上させることに加え、子どもや高齢者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させる新たな製品やサービス、事業を創造する場所を開発する、としています。
新社屋「アディダスアリーナ」(Adidas World of Sports Arena) フットウア Alphaedge 4Dを連想させるデザイン
ライバルのアディダスも洒落たオフィスビルを建設しました。ミズノの研究拠点はどんなデザインになるのでしょうか・・?
ミズノ 新研究開発拠点の計画概要
所在地 | 大阪市住之江区南港北1丁目12番35号 |
延床面積 | 約5,000m2 |
フロア構成 | 地上2階建て |
着工予定日 | 2021年4月 |
完成予定日 | 2021年度中 |
総事業費 | 約50億円 |
2023年3月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年9月だったので、約6ヶ月振りの取材です。
ミズノ新研究開発拠『MIZUNO ENGINE(ミズノエンジン)』は、2022年11月に稼働開始しました。
敷地西側にある屋外スペースの様子です。
北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
少し離れて見た全体の様子です。
撮影ポイントを変えて、コスモタワー展望台から見下ろした様子です。
最後は引き気味のアングルで見た周辺の様子です。
2022年9月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年5月だったので、約4ヶ月振りの取材です。新研究開発拠点の外観は完成していました!
ミズノクリスタ(ミズノ大阪本社)と新研究開発拠点の位置関係はこんな感じです。
北東側から見た様子です。ちょっとした体育館の様な雰囲気があります。
公開敷地の様子です。植栽が施されています。
南西側から見た様子です。この辺りがメインエントランスになるようです。
建物西側の様子です。屋外のテストフィールドでしょうか・・。
メインエントランス付近には陸上競技場のトラックを連想させる模様が描かれていました。
北西側から見た様子です。
再びミズノクリスタとの並びです。
最後はコスモタワー展望台から見た現地の様子です。ミズノ新研究開発拠点 ですが建物は完成しており、まもなく事業者から「新拠点開設」のニュースリリースが出ると思います。
2022年5月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年3月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
北側から見た様子です。外装はほぼ完成状態となりました!
西側から見た様子です。スポーツ用品メーカーの施設なので、何かモチーフにしている物があるのでしょうか??
ミズノ新研究開発拠点と本社ビル「ミズノクリスタ」との絡みです。
アップで見た様子です。
南西側から見た様子です。こちら側の角がメインエントランスになるのでしょうか・・。
最後はコスモタワー展望台から見た現地の様子です。
2022年3月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年1月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
北東側から見た様子です。新しい建物が姿を現していました!
低層の建物なので、既に棟上げしている様子でした。
南西側から見た様子です。
少しはなれた場所から、ミズノクリスタ(右)と絡めたアングルです。
最後はコスモタワー展望台から見た現地の様子です。工事は順調にすすでおり、あと数ヶ月後には新しい外装を現していると思います。
2022年01月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年8月だったので、約5ヶ月振りの取材です。
久しぶりに現地を訪れると敷地北側で地上鉄骨建方が始まっていました!!
西側から見た様子です。建物は高さはありませんが、研究施設としてはかなり大きな施設になりそうです。
南東側から見た様子です。
鉄骨をアップで見た様子です。
撮影ポイントを変えて、コスモタワー展望台から見た様子です。
最後は引き気味で見た敷地全体の様子です。上から見ると、新研究施設の大きさが想像できますね!
2021年8月の様子
現地の様子です。重機が可動しており、本格的な建設工事が始まっていました!
ミズノ新研究開発拠点の設計は日建設計、施工は大林組が担当。現地に掲示されていた、労災保険関係成立票では、事業期間は2021年6月1日~2023年9月30日となっています。
北側から見た様子です。
南側から見た様子です。
本社ビルの公開敷地から見た様子です。現本社と一体的な運用が可能な立地です。
撮影ポイントを変えてコスモタワー展望台から見た様子です。
最後はミズノクリスタ(写真右)と新研究開発拠点の様子です。
「いのち輝く未来社会」をテーマにした万博はスポーツが大きな要素となりそうです。
会場近くにできるこの施設はサテライトパビリオンのようになるのではないでしょうか?
世界の人々に最新のスポーツ研究成果を見学してもらうようになったらいいですね。
それにしても政府の国際博覧会推進本部が決めたインフラ計画を見てがっかりしました。メトロの延伸や淀川左岸線の暫定開業などすでに事業が始まっている物ばかり。なにわ筋線や新名神なども前倒しはなし。JR夢咲線や京阪中之島線の延伸についてはまったく触れておらず、新しいものは何もありませんでした。
それを仰々しく発表されてもしらけるばかりです。
1970年の万博のときに、現在の関西の高速道路のほとんどが建設されました。その違いに愕然としました。
旭さん>
情報提供ありがとうございます。
記事にパースを追加しましたのでご確認下さい<(_ _)>
完成予想パースが大阪府HPの地域未来投資促進法による地域経済牽引事業計画のページにありました。
https://www.pref.osaka.lg.jp/energy/tiikimirai/tiikikeizaikenninn.html