おおさか東線新大阪駅構内改良工事は、 2008年3月に放出~久宝寺間が部分開通した、おおさか東線の新大阪駅延伸に伴い進められている在来線ホーム等の改良工事です。現地に掲示されていた労 災保険関係成立票を見ると、おおさか東線新大阪駅構内改良工事の事業期間は2009年2月19日~2017年1月26日となっていました。今回取材時には 在来線17,18番ホームの東側に増設ホームが姿を表し始めました。
増設ホームを真正面から見ました。ホーム幅はこんな感じです。最近のJR西日本はコスト・ミニマムな簡素な仕様の駅施設多く、ホーム幅も狭めの設計とる事が多かったですが、この増設ホームは結構な幅があります。
今回取材して驚いたのがこちらの工事箇所。真新しいバラストが入れられており、線路を増設する事が明確に見て取れました!
新設されるバラスト軌道をアップで。増設されるこの線路を皮切りに構内配線の改良、切り替えが繰り返されてゆく事になります。
少し前の記事で@関西人さんも書かれていましたが、2012年3月号の鉄道ジャーナル誌 によると、新大阪駅の在来線ホーム改良工事は、西側にホーム1面を増設しとなりの17,18番線の機能を増設ホームに移転、その後順送りに駅施設を改良して行く玉突き方式で工事が進められるとの事です。この増設ホームには、おおさか東線ではなく、現在 17,18番線に発着している北陸特急等が移転してきます。
増設ホーム上には、大波のスレート屋根を支える鉄骨がスタンバイしていました。段々と駅ホームらしい姿になってきました。
増設ホームの上には上屋をささえる柱が規則正しく並んでいます。
この辺りは増設ホームから3階在来線コンコースに接続するエスカレーターや階段、EVが設置される箇所だと思います。コンコースを支える桁や柱の改良工事が行われており、一部の桁や柱の塗装がピカピカになっていました。
最後は、17,18番ホームの一番京都方面よりから見た、増設ホームの様子です。