2025年に開催される大阪・関西万博で、クウェート国は「先見の明かり(Visionary Lighthouse)」をテーマに、未来への希望を象徴するパビリオンを出展します。
ここでは、砂漠の砂をさわる体験、バーチャルヒューマンとのダンスレッスン、オアシスのようなカームスペースでの癒し、大型ドーム映像による圧巻の未来演出など、五感を使った没入型の体験が用意されています。
さらに併設レストラン「SIDRA」では、日本では珍しいクウェート料理を本場の味で楽しめるのも魅力。未来への光を感じさせる建築美、体験型展示、異国グルメまで――
クウェートパビリオンは、大阪・関西万博に訪れるなら絶対に見逃せない注目スポットです!
「先見の明かり」が導く未来と、光の翼をまとう建築美
小さな国が放つ、大きな希望の灯火──未来を照らす光のシンボル。

クウェートパビリオンは、「先見の明かり(Visionary Lighthouse)」をテーマに、未来への希望を象徴する建築として設計されました。
外観は翼を広げた鳥をモチーフに、自由と飛翔、未来への期待を体現。敷地面積3503㎡、建築面積2164㎡のスケールで、会場でも一際目を引く存在感を放っています。時間帯によって表情を変え、昼間は砂漠の明るさ、夜間は幻想的な光をまとい、まるで未来を指し示す灯台のように輝きます。この建築美そのものが、未来を先取りし、希望を灯すクウェートの姿勢を物語っています。
展示内容|五感を使って楽しむ体験型アトラクション

クウェートパビリオンは、ただ「見る」だけではありません。触れて、踊って、感じて、未来を体験できる、五感をフルに使った没入型展示が広がっています。
まず迎えてくれるのは、クウェートの伝統産業「真珠」をテーマにした美しいプロジェクション映像。幻想的に輝く映像が、静かに、しかし力強く、未来への旅の始まりを告げます。
続くのは、砂漠の砂に触れる体験コーナー。サラサラとした感触を手のひらで確かめながら、大地の温もりと悠久の歴史を肌で感じることができます。さらに、バーチャルヒューマンと一緒に踊るダンスレッスンが登場。リズムに身を委ねながら、未来的な感性を全身で味わう新感覚アクティビティです。
一息つきたくなったら、オアシスのような「カームスペース」へ。広がる静謐な空間に身を置き、まるで砂漠の旅の途中に立ち寄ったオアシスのような癒しの時間を過ごせます。
その後には、クウェート社会の歴史や未来ビジョンを描いた大型ビジュアルウォールが待っています。壮大なスケールで展開される物語に、国の力強い歩みと希望を感じることでしょう。
クライマックスを飾るのは、巨大ドームシアターによる未来映像体験。
光と音に包まれる圧巻の演出が、来場者の心に鮮烈なインパクトを残します。
クウェート料理を味わえる「SIDRA」レストラン|本場の香りを大阪で体験

未来体験を満喫したあとは、レストラン「SIDRA」でクウェートグルメを楽しみましょう!
「SIDRA」は展示列右手奥、階段を上がった先にあり、目立たない立地のため比較的空いています。
店内は白を基調にしたモダンなリゾート風デザイン。落ち着いた雰囲気の中、異国情緒をたっぷり感じられます。
支払いは現金不可で、クレジットカードまたはタッチ決済のみ対応。スタッフは英語対応が基本ですが、日本語メニューもあるので安心です。
メニューには、スパイス香る長粒米と柔らかなラム肉を組み合わせた「ラム肉マクブース」をはじめ、グリルドチキンプレート、フムスとピタブレッド、デーツとアラビックコーヒーセット、デザート「エルバ」など、日本ではなかなか味わえない本格的なクウェート料理が揃っています。
ラム肉マクブースを注文してみました!
長粒種米(バスマティライス)と香辛料で炊き上げたご飯に、やわらかく煮込んだラム肉を添えた、クウェートの伝統料理。スパイスは控えめで、日本人にも食べやすく仕上げられています。
お肉は見た目よりも量があり、かなり食べ応えが有りました!
添えられるトマトベースのソースにディップすると、さらに深みのある味わいに。
長粒種米(バスマティライス)との相性がバッチリでした。クエート館のレストランは大当たりです!!
本格クウェートグルメが勢ぞろい
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ラム肉マクブース(3,850円)
長粒種米とスパイスで炊き上げたご飯に、柔らかくジューシーなラム肉をトッピング。 -
グリルドチキンプレート
マリネされたチキンを香ばしくグリル。ボリュームも満点! -
フムスとピタブレッド
クリーミーなヒヨコ豆ペーストと焼きたてピタの王道コンビ。 -
デーツとアラビックコーヒーセット
甘いデーツとスパイシーな香りのアラビックコーヒーがセットに。 -
デザート「エルバ」
クウェート伝統のスパイス香るプリン風スイーツ。
クウェートパビリオンまとめ|未来と異国グルメを五感で楽しむ旅へ

未来を照らす小さな光が、大きな希望になる――そんなメッセージを体現するのが、クウェートパビリオンです。
建築そのものが語る「先見の明かり」というテーマ。
砂漠の砂に触れ、バーチャルヒューマンと踊り、オアシスで心を癒し、壮大な未来映像に包まれる。
ここでは、未来をただ「見る」のではなく、「感じる」ことができます。
さらに、展示の後は隠れ家レストラン「SIDRA」で、ラム肉マクブースやフムスなど本格的なクウェート料理を楽しめるのも大きな魅力。
展示も食も、すべてが新鮮な驚きに満ちたクウェートパビリオン。
大阪・関西万博を訪れるなら、ぜひこの未来と異国文化が交差する特別な空間を体験してみてください!
よくある質問(FAQ)
Q. クウェートパビリオンはどれくらい並びますか?
A. 平日は比較的スムーズですが、休日や祝日は待機列ができる可能性があります。
Q. 「SIDRA」レストランだけ利用できますか?
A. はい、展示エリアを通らずレストランのみ利用可能です。
Q. メニューは日本語対応していますか?
A. 基本は英語ですが、日本語メニューも用意されています。
Q. 支払い方法は?
A. 現金は使用できず、クレジットカードまたはタッチ決済のみ対応です。