コンラッドソウル宿泊記<Part1> 漢江を一望する35階・51㎡のコーナールーム!汝矣島の立地、ロビー、客室を紹介



トップティアの世界都市を見学するシリーズ:ソウル編。 今回は、金融街・汝矣島〈ヨイド〉にある「コンラッドソウル」を紹介します。

2026年8月に3人で2泊。今回は、二面の窓から漢江と高層ビル群を見渡せる、35階の51㎡コーナールームを利用しました。
Part1では、ホテルの成り立ちとアクセス、ロビー、ルームツアーをお届けします。



コンラッドソウルは、大型複合開発「IFCソウル」のホテル棟を担っています。 オフィス3棟、ホテル、地下3層のIFCモールを組み合わせた、延床面積50万5,000㎡超の開発です。働く場所と宿泊・商業施設を集約し、地下鉄駅とも歩行者動線で結んでいます。

項目 内容
所在地 ソウル市永登浦区・汝矣島、IFCソウル内
開業 2012年11月12日
客室数 434室
建物の高さ 199.4m〈IFC公表値〉
主な施設 レストラン・バー、37階のエグゼクティブラウンジ、8階のフィットネスクラブ「PULSE8」、屋内プール、スパ、宴会・会議施設
チェックイン/アウト 16:00/11:00
 



このホテルの誕生には、ソウルを国際金融拠点へ育てる都市政策が関わっています。 IFCの公式沿革によると、2003年6月にソウル市とAIG Global Real Estateが覚書を締結。2007年に掘削工事などが始まり、2012年8月にIFCモール、同年11月にホテルとIFC全体がグランドオープンを迎えました。

ホテル内には計2,752㎡のイベントスペースがあり、宿泊と会議・宴会をまとめて受け入れる、金融街の大型ホテルという性格が施設構成にも表れています。



ソウルでの立ち位置は、金融街の機能と漢江の眺望を備えた高級都市型ホテルです。 汝矣島のオフィス集積に対応しながら、IFCモールやザ・ヒュンダイ・ソウルでの買い物、漢江沿いの散策も組み合わせられます。ホテルを拠点に、ソウルの現代的な都市景観を楽しみたい滞在にも合う立地です。国際的な評価では、2026年のフォーブス・トラベルガイドで4つ星を獲得。ホテルの発表によると、3年連続の選出です。



交通アクセスの軸になるのは、地下鉄5・9号線の「汝矣島駅」です。 ホテル公式は、3番出口方面から動く歩道を経由し、IFCモールのL1にあるホテル入口へ進む経路を案内しています。駅からホテルがあるIFCモールまでは結構な距離がありますが、動く歩道が整備されているので、それほど遠く感じないのが良いです。地下の商業空間を通ってホテルへアクセスできる点は、暑い日や雨の日にも便利です。
出発地・目的地 主なアクセス
汝矣島駅 地下鉄5・9号線。3番出口方面からIFCモール経由でホテルへ
金浦空港 地下鉄9号線で汝矣島駅へ。IFC交通案内
仁川空港 空港リムジン6007番の「IFC Mall〈Conrad Seoul Hotel〉」停留所を利用
IFCモール/ザ・ヒュンダイ・ソウル ホテルから地下動線でアクセス

エントランス、ロビーなど



エントランスは、天井の高い屋根付きの車寄せから始まります。 淡い石調の壁面にホテル名を掲げ、大きな吊り照明を連続させた構成。車が出入りする空間にも、ホテルの入口としての存在感があります。



ロビーは、大きなガラス面と縦方向に伸びる壁面がつくる、スケールの大きな空間です。金色の葉を思わせる照明が宙に浮かび、磨かれた床に窓や光が映り込みます。フォーブスの施設紹介によると、照明にはイチョウの葉をモチーフにした意匠が用いられています。



建築デザインを担当したのはArquitectonica〈アルキテクトニカ〉、ホテルの内装は香港のLRF Designers Limitedが担当しました。



ロビーの見どころは、吹き抜けを巡る白い螺旋階段。 ガラスの手すり、木調の柱、階段の曲線に沿う暖色の照明が組み合わされています。直線的なガラス面に対して、階段の柔らかな曲線が目を引きます。

 


夜間のライトアップも見ごたえがありました。


エレベーターホールの天井が高い!!ここにも、枝を広げた樹木の意匠が。

 


客室階のエレベーターホールの様子です。

ロビーから客室へ向かう廊下にも、自然をモチーフにしたデザインが続いていました。

クイーン・コーナー・プレミアム/51㎡


今回の客室は、最終的に有償アップグレードで選んだ、
クイーン・コーナー・プレミアム(
51㎡)

当初のキング・デラックスから、キング・エグゼクティブ・リバービュー/ラウンジアクセス付きへのUPGを経て、最後に追加料金を支払い「クイーン・コーナー・プレミアム」に確定しました。
宿泊内容 今回の利用状況
宿泊時期・人数 2026年8月、2泊・3名
客室 クイーン・コーナー・プレミアム/51㎡
35階
ベッド構成 常設ベッド1台+エキストラベッド1台
窓・眺望 二面に窓を備える角部屋。漢江とソウルの街並みを望む
 


部屋に入るとメチャクチャ明るい。
二面に窓があるため視線が外へ抜け、51㎡という数字以上の開放感がありました!



窓に沿って長いカウンターが伸び、テレビとコーナーのデスクを一体的に配置。窓際には脚を伸ばせるソファとサイドテーブルがあり、木調の家具や暖色の間接照明に、青緑系のファブリックを合わせています。


ベッドを真正面から見た様子です。適度な硬さがあり、寝心地はすこぶる良好。


ベッドフレームの「脚」が丸太を思わせる太さでビックリ。


ナイトパネルはタッチ操作。多言語対応で日本語表示も可能。これは良いです。


窓側から客室内を見た様子です。テレビ側の窓は向かいの超高層ビルに面しているため、眺望はイマイチですが、それでも2面採光による明るさは素晴らしいですね。


デイベッドはこんば感じ。十分な大きさがあります。


ソファは、2人で並んで座ってスイーツを楽しめる広さがあります。


こちらは夕方のターンダウンサービス後の様子です。


ターンダウンサービスの後には、紅茶セットが用意されていました!

 



客室の主役は、35階から見渡す漢江の大パノラマです。 眼下の住宅群から、大きな川と河川敷の緑、対岸の高層ビル、遠景の山並みまでが一つの視界に収まります。橋を渡る交通も見え、ソウルという都市の大きさを感じられる眺めでした。

 



こちらはエキストラベッドの様子です。横になったままパノラマを楽しめる窓際に設置されました。隣にはソファもあり、ベッドを1台追加してもこの余裕。寝心地もエキストラベッドとしてはかなり良く、驚きました。3人でもゆったり過ごせる広さと、追加ベッドの快適さは、この部屋で特に満足したポイントです。


ワークデスクはこんな感じ。こちらも広さは十分以上にあります。



なぜかドライヤーがワークデスクの右側にありました(笑)。大きな鏡があるので、ドレッサーも兼ねているようですね。ドライヤーはダイソン製で、パワフルな風で一気に髪を乾かすことができます。


ミニバーは見せる収納で、照明を組み込んだ木調の棚に飲み物や食器をまとめた構成です。

客室の設備で便利だったのが、写真左に見える「Coway〈コーウェイ〉製の給水機」。 温水・常温水・冷水を選べるうえ、出水量を数字で指定できます。必要な量を設定して好きな時に使えるのが、とても便利でした。

 


コーヒー類はこんな感じです。ネスプレッソのカプセルは3個で、少し寂しいですね……。


冷蔵庫の中身はこんな感じです。有料ドリンクは定番の商品が並んでいます。


クローゼットの様子です。上部の棚とハンガースペースに加え、脇に引き出しを備えた機能的な造りです。

 


主な備品 確認できた内容
洗面・身支度 ダイソン製ドライヤー、拡大鏡、体重計
コーヒー・紅茶 ネスプレッソ3種類〈デカフェあり〉、ロンネフェルトのティーバッグ
冷蔵庫 炭酸飲料、炭酸水、オレンジジュース、ワイン、ビール、ノンアルコールビール
ミニバーの棚 ミニボトルの洋酒、ナッツ、チョコレートなど
食器類 各種グラス、カップ&ソーサー、アイスペール、ワインオープナー
衣類・収納 木製ハンガー、バスローブ、スリッパ、アイロン、バゲージラック
その他 暗証番号式金庫、ブラシ、シューズ用の袋

エグゼクティブラウンジの営業時間・サービス・利用特典



コンラッド・ソウルのエグゼクティブラウンジは、漢江と市街を見渡す37階にあります。営業時間は6:30~22:00。朝食からイブニングカクテルまで、時間帯に応じたフードサービスを提供しています。
サービス 提供時間
朝食 6:30~10:30
クロワッサン・デニッシュ 11:00~12:00
アフタヌーンティー 14:00~16:00
イブニングカクテル〈平日〉 17:00~20:00
イブニングカクテル〈週末〉 16:30~19:30
アフタヌーンティーの追加利用料金は、1人あたり22,000ウォンです。なお、16:00~22:00は14歳未満の子どもは入場できません

ラウンジ利用者には、衣類のプレスやスクリーンゴルフなどの付帯サービスも用意されています。
特典 内容
Wi-Fi ラウンジ内で無料
衣類のプレス 滞在につきシャツまたはパンツ1着無料
スクリーンゴルフ 8階「Pulse 8」の練習モードを40分間無料利用
サウナ 月~木曜日は50%割引
レストラン 月~木曜日は「Zest・SUT・Atrio」で20%割引。登録済み宿泊客が対象
レストラン割引はキャンペーンメニューには適用されず、他の特典との併用もできません。また、ラウンジでは部屋着・スリッパ・ビーチサンダルの着用を控えるよう案内されています。

※サービス内容・時間・料金は、宿泊時のエグゼクティブラウンジ利用案内に基づきます。

ウェルカムギフトなど


ルームキーはコンラッドではお馴染みの紫のカード。



今回は、誕生日のお祝いとウェルカムギフトも用意していただきました。「ケーキを一切れプレゼントします」と伺っていたのですが、想像以上にボリュームのあるケーキで驚きました。

5種類の味を楽しめる、カカオリパブリックのチョコレート



ウェルカムギフトのチョコレート。これがメチャクチャ美味しい。家族が「めちゃ(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー!!」と喜んでいました。

韓国ブランド「CACAO REPUBLIC(カカオリパブリック)」の「ベルギーチョコレートスティック」で、ベルギー産チョコレートを使用し、韓国で製造されています。細長いスティック状のチョコレートが5本入った、5種類の味を楽しめるアソートセットです。

写真の左から、フレーバーは以下の通り。


フレーバー 味の組み合わせ
オレンジダーク オレンジ+ダークチョコレート
アーモンドミルク アーモンド+ミルクチョコレート
アールグレイミルクティー アールグレイ+ミルクチョコレート
ピスタチオホワイト ピスタチオ+ホワイトチョコレート
ソルティキャラメル 塩キャラメル風味のホワイトチョコレート
 


コンラッドベアもいただきました。今回は、ゴールド系の模様をまとった小さなキーホルダータイプ。滞在の記念になる一品です。自宅のコンラッドベアがどんどん増えていきます(笑)。

ウェットエリア


続いてウェットエリアを見ていきましょう!
入口から高級感が伝わってきますね。さすがはコンラッド。


洗面台とバスタブはこんな感じ。広々としたつくりで、さすがはラグジュアリーホテルといったところでしょうか。


大きな鏡にはテレビが組み込まれています。あまり使いませんが(笑)。

拡大鏡や体重計も備えられています。石調の壁面と足元の間接照明が、寝室とは異なる落ち着いた雰囲気をつくっています。


ダブルボウルの洗面台。使い勝手も良好。


アメニティはこんな感じです。コンラッド・ソウルの外観をデザインに取り入れた専用品です。

なお、環境保護に関する法律の影響で、歯ブラシは1,000ウォンでの別売となっています。また、ナイトウェアも用意されていないため、歯ブラシとパジャマは持参するのがおすすめです。


バスルームの石材には独特の模様があり、高級感と温かみを感じさせます。


バスタブはかなり大きめで、肩までゆったりと浸かることができます。


バスタブの左隣にはシャワーブースがあります。



 

バスアメニティはコンラッドではお馴染みの「BYREDO(バイレード)」のモハーヴェ ゴースト。

「BYREDO(バイレード)」は、スウェーデン・ストックホルム発のフレグランスブランドで、モハーヴェ砂漠の自然に着想を得た香りで、柔らかな花の香りと温かみのあるウッディノートを組み合わせているのが特徴です。

 


トイレはこんな感じです。海外のホテルにもかかわらず、ウォシュレット付きなのが最高ですね!



今回宿泊したコンラッド・ソウルの客室は、広さ、清潔さ、高級感がそろった素晴らしいお部屋でした。室内のデザインも良く、広々としたバスルームにウォシュレット付きのトイレまで備わり、日本国内のラグジュアリーホテルと同等以上の快適さを感じました。

次回、Part2では、エグゼクティブラウンジのアフタヌーンティー、カクテルタイム、朝食と、8階のプールを紹介します。

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