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ダブルツリーbyヒルトン京都駅 宿泊記Part2~エグゼクティブラウンジの「カクテルタイム」、ハーベストキッチンでの「朝食」編



ダブルツリーbyヒルトン京都駅は、JR京都駅八条口より徒歩5分ほどの八条通り沿いに所在する、米:ヒルトン系のアップスケールホテルです。2024年3月29日にオープンしました。

ダブルツリーbyヒルトンは、米:ヒルトン・ホテルズ&リゾーツが展開するアップスケール(中価格帯)のホテルブランドで世界56の国と地域で680軒(155,000室)以上を展開。国内では7施設(那覇、那覇首里城、沖縄北谷リゾート、富山、京都東山、京都駅、大阪城)を展開しています。

ヒルトン系の中では比較的低価格で、かつヒルトンの高品質なサービスが受けられる安心感が売りとなっています。また、チェックイン時にゲストに温かいチョコチップクッキーを手渡しするなど、ユニークなサービスを提供しています。

▼ホテル概要、アクセス、客室編はこちら!

ダブルツリーbyヒルトン京都駅 宿泊記Part1~客室 プレミアムルーム(キングベッド)、駐車場、レセプション編



 



ダブルツリーbyヒルトン京都駅 宿泊記 Part2は、エグゼクティブラウンジ、カクテルタイム、朝食編です。

ダブルツリー京都駅は、国内の同ブランドで初となる「エグゼクティブラウンジ」が設けられました。エグゼクティブラウンジがある、国内のダブルツリーbyヒルトンは、2024年5月にオープンした「大阪城」が加わり2施設です。

エグゼクティブラウンジは、ラウンジアクセス権付きのエグゼクティブルームやスイートルームの宿泊者、またはヒルトンオーナーズダイヤモンド会員が利用可能です。

エグゼクティブラウンジの営業時間



エグゼクティブラウンジは、ホテルの最上階:9階に位置し、京都駅を発着する新幹線のトレインビューが楽しめます。営業時間は7:00~20:00で、7:00~10:00は朝食、11:00~17:00はソフトドリンクやクッキーなどの「おつまみ」を提供するリフレッシュメント、17:00~19:00はホットミール、アルコール類が加わるカクテルタイムとなっています。

営業時間:7:00~20:00

1:朝食:7:00~10:00
2:リフレッシュメント:11:00~17:00 ※ソフトドリンクとクッキーなどのおつまみ
3:カクテルタイム:17:00~19:00 ※ホットミール、アルコール類

中価格帯ホテルとは思えない本格的なラウンジ!


チェックインデスク様子です。和洋折衷の独特のデザインです。


とても立派な盆栽がありました。苔も本物で毎日水やりをしているそうです。


こちらがダブルツリー京都駅のエグゼクティブラウンジです!
かなりの面積を持った本格的なラウンジです。日本家屋の折り上げ天井のようなデザインが特徴的です。


ラウンジ内のテーブル、椅子はこんな感じです。クッション性がありリラックスする事が出来ます。

リフレッシュメント:11:00~17:00



まずはリフレッシュメント(11:00~17:00)の様子です。アフタヌーンティーティなどの設定はなく、クッキーやポップコーンなどのおつまみと、ソフトドリンクが楽しめます。ミニケーキやお団子などはありません。

 


ソフトドリンクはこんな感じです。冷蔵庫にはコーラやトニックウォーター、烏龍茶がありました。


クッキー、トルティーヤチップス、抹茶味のポップコーン。「3時のおやつ」といった感じですが、トリティーヤチップスは、フムスやケチャップが美味しかった。

 


こちらの写真は8階の客室から撮影しましたが、エグゼクティブラウンジからの眺めのこんな感じでした。

カクテルタイム:17:00~19:00



続いては17:00から始まる「カクテルタイム」の様子です。日中のリフレッシュメントのメニューに加えて手の込んだ料理が追加されました!!
種類はそれほど多くあませんが、1品1品がちゃんとした料理でかなり美味しいです。

また、カクテルタイムの混雑ですが、今回の宿泊時は満席にはなるものの、席数が多く入れ替わりがあるので、数分でラウンジ内に案内される感じでした。フード類の提供速度もまずまずで、殺伐としたラウンジ飯の争奪戦とは無縁の、超平和なカクテルタイムタイムでした。

 


パンナポリタン揚げシュウマイ。どちらも美味しくて、結構お腹が膨れました。揚げシュウマイはかなり美味しかったです!


今回のNO.1「チキンティッカ(バターマサルソース)」。カレーの風味が聞いたもので満足度がかなり高い1品です。これだけで夕食のメインになりそう。
メチャクチャ美味しいので7個も食べました!!

 


カレーライスサラダ(アーモンド入りドライカレー)サブマリン サンドイッチ。こちらも美味しい。
サンドイッチもお腹が膨れるアイテムでした。普通に美味しいです。

抹茶ブラウニーコールスローサラダ(上)。日中のリフレッシュメントにあった、ポップコーントルティーヤもありました(下)。

 


グラノーラと牛乳(上)。ドリンク類(下)。


アルコール類(上)とネスプレッソマシン(下)。


カクテルタイムのフード類を盛り付けてみました!
十分、夕食代わりになる内容でした。カラフルなミニドーナツも美味しい。


美味しいアイテムが解ると、そればかりピックアップしてしまうのは、ラウンジあるあるですね(笑)

エグゼクティブラウンジのカクテルタイムのフード類は、アップスケール(中価格帯)ホテルとしては、かなりハイレベルで味も大変良く大満足でした。僕が泊まった京都市内のホテルと比べると、ザ・プリンス宝ヶ池よりも上で、ウェスティン都ホテル京都と同等以上だと思いました。

朝食会場は1階:ハーベストキッチン


朝食会場は1階のハーベストキッチン。こちらもかなりの大箱で席数が非常に多かったです。



朝食   7:00~10:00
ランチ  11:30~15:00 (L.O14:30)
ディナー 17:30~22:00 (L.O21:00)

【朝食】
大人3,800円
お子様4-12才1,900円

【ランチ】
ランチ平均価格 2,500円

【ディナー】
ディナー平均価格 5,000円

 



また、提供されているメニューは種類が豊富で、一般的なホットミール系から、京都らしい品をあつめたジャパニーズステーションがあり、「おばんざい」「抹茶コーナー」「漬物」などの和食系が充実していました。


「おばんざい」と抹茶味のスイーツを集めた「抹茶マニア」
ロールケーキが一番人気で、補充されると、あっという間に無くなっていました(笑)


鮭の西京焼き、ゆで卵、お味噌汁、ゆば、豆腐。



一般的なホットミールはこんな感じです。ライブキッチンでオムレツやワッフル、京ラーメンなどが提供されていました。ただ、ライブキッチンのスタッフがワンオペで、オムレツとワッフルとラーメンを一人で作っていたので大変そうでした・・。当然行列は途切れずで、列があるのでホットミールが取れない状態となっていました。


ヨーグルトとシリアル系も充実していました。とにかく種類が豊富です。


パンコーナーとサラダバーは、こんな感じです。


今回は和食系で攻めてみました。漬物がメチャクチャ美味しかった!西京焼きも美味しい。
その他のフード類は普通な感じでした。


ライブキッチンで作ってもらったオムレツ、ヒルトンカレー、お味噌汁。こちらも普通な感じでした。
ヒルトンカレーは好みの問題かもしれませんが、個人的にはイマイチだったかも・・・


スイーツ類はこんな感じです。抹茶マニアで一番人気の「抹茶ロールケーキ」はかなり美味しかったです!


気に入ったアイテムを連続ピックアップする習性に変化なし!

エグゼクティブラウンジの朝食


1階で朝食を済ませましたが、エグゼクティブラウンジにも行ってみました。
ブッフェ台はこんな感じで、1階のメニューから主要なアイテムを集めた感じですね。


1階のハーベストキッチンは結構ガヤガヤしていましたが、エグゼクティブラウンジは別世界。
余裕たっぷりの静かな空間でユックリと朝食を楽しむ事ができます。



エグゼクティブラウンジのオリジナルメニュー「ベジタブルスープカレー」。れんこんカレーといった感じでした。若干苦みがあって個人的はイマイチでした・・。


1階でガンガン食べたので、エグゼクティブラウンジでは、ほとんど食べませんでした。
沢山の種類のフードを楽しいたい方は1階ハーベストキッチン、混雑を避けて、ユックリ食事を楽しみたい方はエグゼクティブランジ、といった感じですね。

フィットネスジム


食べすぎたのでフィットネスジムに来ました(笑)
2階の奥にあった数部屋を改造して、フィットネスジムに仕立てた感じです。


内部の様子です。あまり広さはありませんが、基本的な機材は揃っていると思います。

 


ハンタオルやウォーターサーバーもありました。

まとめ



まとめると、ダブルツリー京都駅は、京都駅徒歩圏で交通利便性が高い、外資系ホテルのブランドを冠した元:日系ホテル。全体的に尖った特徴がなく、外資系特有の「非日常感」を求める方には向きません。しかし、元:日系ホテルをリブランドしたため、館内や客室内の各所に「かゆいところに手が届く」安心感があるホテル、といった感じです。宿泊者目線でみると、全般的に強気の価格設定になっている点が気になりました。

 



ダブルツリーブランドとして国内初となるエグゼクティブラウンジは かなり快適で、アフタヌーンティのサービスは無いものの、カクテルタイムのフード類は相当充実しており、他のホテルに見られるフードの争奪戦もなく、大変満足する事が出来ました。エグゼクティブルームの客室は33㎡でゆとりがあり、セパレートバスなのでお風呂も快適でした。

気になる点は、やはり宿泊費の高さです。ダブルツリーbyヒルトンはヒルトンホテルよりも下位の位置づけで、標準客室面積はヒルトンよりも一回り小さな「25㎡程度」が中心となっており、比較的泊まりやすい価格でヒルトンの高品質なサービスが受けられる点が売りのホテルブランドです。

しかし、ダブルツリー京都駅はオープン当初は1泊4万円〜5万円の強気の価格設定を行い、現在はかなり価格が熟れてきていますが、それでも週末は一泊コミコミで3万円を超える料金で、繁忙期は4万円近いプライスが付いています。33㎡の広さがある部屋は、ヒルトンホテルと同等の広さ設備なので、まだ納得できるかもしれませんが、客室面積:22-25㎡、3点式バスの部屋で、3万円を超える価格であれば、相当不満足に感じるかもしれません。

今後、宿泊費と稼働率を見て適正な価格に収斂していくと思いますが、1泊コミコミ2.5万円程度で、エグゼクティブラウンジと朝食が付く状態になれば、個人的にはリピート候補になるかもしれません。

 



<良いところ>
・京都駅徒歩圏で交通利便性が非常に高い。
・アップスケール(中価格帯)のダブルツリー(DT)ブランドにも関わらず、本格的なエグゼクティブラウンジがある。ヒルトンオーナーズ、ダイヤモンド会員にとって魅力的な施設。
・エグゼクティブラウンジのカクテルタイムがかなり充実している。ラウンジの食事はとても美味しい。
・ダブルツリーは通常シャワーブースのみの客室が多いが、DT京都駅はバスタブ付きの部屋が多い。
・客室面積も30㎡以上の客室が設定されており、他のDTに比べて広い部屋がある。
・駅チカ立地だが遮音性が高くレールのジョイント音なども聞こえない


<イマイチなところ>
・あまり特徴がないホテル。インバウンド客のウケを狙った各所のデザインは評価が分かれそう
・元のダイワロイネットホテルのデザインを引き継いでいるので「ヒルトン」っぽさが少ない。特にボトムの部屋はビジホ感が強い。
・他のダブルツリーに比べて割高な宿泊費。ボトムの22~25㎡の部屋は洗い場のない「3点式ユニットバス」、これでコミコミ3万円超はキツイ。
・33㎡の部屋はヒルトン並の広さがあり、セパレートバスなので客室面積から考えてると、まだ納得感がある。
・眺望がいまいち。西側の隣接地で9階建てのコートヤードホテルが建設中で、1年後には多くの客室がお見合い部屋になる。
・感動レベルはではいかない1階レストランの朝食。しかし、@3800円の価格で考えると十分な内容ではある。

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