
エクステリアは、トワイライトエクスプレスの伝統を受け継ぎつつさらに上質さを演出した「瑞風グリーン」の車体に金色のエンブレムとラインを配置。展望デッキと5本のラインからなる流線形の先頭車には、丸目のヘッドライトや往年のボンネット型を彷彿とさせる運転室を配置し、懐かしさを演出しています。
【出典元】
→TWILIGHT EXPRESS 瑞風の車両デザインについて
→JR西日本プレスリリース>新たな寝台列車の導入について
【過去記事】
→JR西日本の新たな豪華寝台列車の名称はTWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)に決定!
→JR西日本の豪華寝台列車のデザインは「ザク」風!1両1室バスタブ付きの超豪華仕様で駆動方式はハイブリッド!
→JR西日本の新たな豪華列車(クルーズトレイン)は、2017年春にも運行開始へ
※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!

この豪華寝台列車は客室車6両と、パブリックスペースである食堂車1両・ラウンジカー1両・展望スペース付き先頭車2両(編成の両端)から成る10両編成で、2クラスの客室(1両あたり1室と3室)を設け、定員は30名程度となります。また、駆動方式はハイブリッド方式(ディーゼル発電機にて発電した電力とバッテリーアシストによるモータ駆動)で非電化区間も走行可能な仕様となっています。2017年春から運行を開始を予定しており、世界遺産などの歴史・文化が豊かな地域を巡り、京阪神と山陰・山陽エリアをクルージングする事になります。

インテリアは、昭和初期に一世を風靡したアールデコ調をベースに、沿線の魅力をちりばめた車内で、大きな窓を流れる美しい景色を楽しむ事が出来る他、開閉できる窓や展望デッキから沿線の風を感じる事が出来ます。収納式ベッドを採用する事で昼間のリビングスペースを確保しています。

さらに、さまざまなニーズに対応出来る様に「シングルルーム」も用意されています。

スイートルームは、世界的にも希少な1両1室の広いスペースを持った特別な客室です。エントランスやプライベートバルコニー、リビング・ダイニング、寝室、バスタブ付バスルームを備えたスイートと呼ぶにふさわしいあつらえとなっています。

食堂車は、フォーマルな雰囲気としつつも心地よい空間で、オープンキッチンから伝わる車内調理のライブ感とともに、大きな窓を流れる美しい車窓を眺めながら、食の匠による料理を楽しむ事が出来ます。

バーカウンターや立礼の茶の卓、ブティックスペースを備えたラウンジカーでは、木を多用した落ち着いた空間で乗客同士の会話や瑞風のおもてなしを楽しむ事が出来ます。

展望室では、空まで望むことができる開放的な空間となっており、雄大な車窓を楽しめる他、展望デッキでは沿線の風を感じていただけます。また、ドリンクサービスが提供されます。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)の列車名「瑞風」の由来は、美しい瑞穂の国を風のように駆け抜ける列車。瑞風とは、みずみずしい風のことであり、また、吉兆をあらわすめでたい風という意味をあわせ持っています。トワイライトエクスプレスは日本を代表する豪華寝台列車として最後まで、人々のドラマを演出してきました。この新しいクルージングトレインはどんなドラマを生み出して行く事になるのでしょうか。
 
					
