JR西日本は、大阪環状線の各駅のリニューアル工事行い、同線の魅力を高めるプロジェクト「大阪環状線改造プロジェクト」を進めています。現在、寺田町駅では「明るい、きれい、わかりやすい」を基本コンセプトに改良工事が進められていますが、その工事中に、駅開業の1932年(昭和7年)当時に設置された可能性のある駅名標が発見されました。旧駅名票は壁に直接描かれており、うっすらと(向かって)右から左への横書きの形跡があることから、駅名標自体は戦前に設置されたものとみられ、1932年の同駅開業時のものである可能性があるとの事です。
1945年(昭和20年)の大阪大空襲などの戦火をまぬかれ、戦前の姿をそのまま残す形で、本駅名標は終戦後間もない時期に左横書き(左から右への駅名表記)に書き替えが行われたと考えられます。
【出典元】
→JR西日本>「大阪環状線改造プロジェクト」寺田町駅ホームで発見された旧駅名標を現地で保存します!
発見された旧駅名票は、寺田町駅や駅名標の歴史を物語る重要な史料であり、長きにわたり大阪環状線を見守ってきた貴重な鉄道遺産として、現地で保存される事になりました。そしてJR西日本の粋な図らいに感心しました!
復元工事が完成した旧駅名票を見てゆきます。
「てらだちよう」と毛筆で大きく書かれた駅名がなんとも味わい深いです。
大阪市天王寺区の「区」の文字が旧書体なの凄い。この文字を見ただけで歴史の長さを感じることが出来ました。
この旧駅名票ですが、当初は京都鉄道博物館に移設して保存する案もあったそうですが、最終的には現地で復元保存される事になりました。
寺田町で発見された旧駅名票。復元保存工事が行われた事で、戦前(文字自体はおそらく戦後)から駅を見つめてきた駅名票は2016年の現在も環状線の駅名票として生き続ける事になりました。
高架下店舗を新設するため、最近また工事されています。
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この様に古い駅名標が保存されることが増えれば変わってくると思います。
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≫戦前でも横書きは左から右なんですね
戦前のものと思われる右横書き(右から左)がうっすらと残っているらしいですよ。字は戦後に書き直されたみたいですね。
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戦前でも横書きは左から右なんですね
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みなさんに同感で現地での保存活用は嬉しいですね!
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京都鉄道博物館に移設されなくて良かった。
こういうのは現地で大切に保存されてこそ価値があると思うので。
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めっちゃかっこいい!
再開発も良いけどこうやって歴史を残すのも大事やわ。
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再活用されたのがいいですよね。近代建築のレトロビルのようにただ保存し残すだけではなくて、現役で使用されることによって魅力のアップにもつながります。
しかし偶然発見されたとはいえ、よくぞ良い状態で残っていたものですね…ほのぼのとする話題だなと思いました(^-^)