大阪メトロが顔認証を用いた次世代改札機の実証実験を開始!


大阪メトロは20191125日付けのニュースリリースで、2019年12月10日(火曜日)から顔認証を用いた次世代改札機の実証実験を開始すると発表しました。今回の実証実験は、2024年度に大阪メトロ全駅で顔認証によるチケットレス改札の導入を目指し、実用化に向けた課題抽出や検討基礎データを取得することを目的としています。

【出展元】
大阪メトロ>顔認証を用いた次世代改札機の実証実験を開始します

 

 


実証実験は顔認証とQRコードの2パターンの方式がテストされるようです。顔認証は、改札機に備えつけたカメラで顔を捉え、事前登録した顔写真データと照合・承認により改札ゲートの開閉を行います。QRコードは改札機に備えつけたQRコードリーダーでコードを読み取り、事前登録した社員データと照合・承認により改札ゲートを開閉します。

 

協力企業はオムロン・高見沢・東芝インフラシステムズ・日本信号の4社

出展:高見沢サイバネティクス

 

本実験で用いる改札機は、下記の4企業の協力のもと、4駅それぞれ異なる改札機を試験導入することにより機能性、利便性やデザインについて比較検証が行われます。上のパースは高見沢サイバネティクス社のゲートシステムTAG-13000シリーズです。このモデルはオフィスのセキュリティーゲート向けなので、このまま採用される事はないと思いますが、いままでに無い斬新な改札口に期待したいですね。

・オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
・株式会社高見沢サイバネティックス
・東芝インフラシステムズ株式会社
・日本信号株式会社

 

 

1:期間
2019年12月10日(火曜日)から2020年9月30日(水曜日)(予定)

2:場所(4駅)
・Osaka Metro長堀鶴見緑地線 ドーム前千代崎駅 南改札口付近
・Osaka Metro中央線     森ノ宮駅    東改札口付近
・Osaka Metro堺筋線     動物園前駅   北改札口付近
・Osaka Metro御堂筋線    大国町駅    北改札口付近
※別途、実験用改札機を設置します。

3:対象者
Osaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)社員