「（仮称）ザ・ホテル岡崎京都 by Hiramatsu」ひらまつが 展開する新ブランドホテルが着工【2021年秋頃開業】

三菱地所は2020年2月21日付けのニュースリリースで、同社が京都市左京区岡崎天王町に計画している「（仮称）京都岡崎ホテル計画」新築工事に着手したと発表しました。

寺院「真宗大谷派岡崎別院」所有地の一部を50年間の一般定期借地権で三菱地所が借り受けてホテルを開発し、竣工後は株式会社ひらまつが賃借のうえ、ホテル運営行う計画です。ホテルはひらまつが展開する新ブランド「（仮称）ザ・ホテル岡崎京都 by Hiramatsu」が初出店、開業は 2021年秋頃の予定です。

中之島フェスティバルタワーの最上階にある「ラ・フェットひらまつ」から見た大阪都心の眺め

新ホテルの計画地は、京都の洛東エリアで丸太町通に面しており、周辺には平安神宮のほか南禅寺や京都市動物園など、観光至便な立地です。

ホテル建物は庇を設け、落ち着いた色調を用いるなど寺社を思わせる外観とし、インテリアは木や石など素材感を生かすほか、西陣織の老舗「細尾」をはじめ、京都の伝 統工芸を担う若手後継者６人による日本の伝統工芸の新たな価値を発信するプロジェクト「GO ON（ゴ オン）」とのコラボレーションが企画されています。

三菱地所は、訪日外国人観光客の増加などに伴う旺盛な宿泊ニーズに応えるべく、同社グ ループであるロイヤルパークホテルズ アンド リゾーツをはじめ、国内外のホテルオペレータ ーと連携し、ホテルマーケットの動向や立地特性等に応じた幅広いカテゴリーのホテル開発に積極的に取り組ん行く方針です。

ひらまつは、今後はオーベルジュ型やスモールラグジュアリーでのホテル出店を継続するほか、客室数 50 室超の都市型ホテルなど新たな領域に進出して行き、多くの顧客に愛されるレストラン、ホテルの開発と運営を目指しして行く、としています。