広島市は、2021年8月31日に、Ｐａｒｋ－ＰＦＩ（公募設置管理制度）等を活用する「中央公園広場エリア等整備・管理運営事業」の公募型プロポーザルで、NTT都市開発を代表とするグループを公募設置等予定者に選定したと発表しました！対象エリアは中区基町１５の中央公園広場（約85,600㎡）および基町環境護岸（約11,800㎡）。2022年3月頃に公募設置等計画を認定し設計に入り、2023年7月頃整備に着手、2024年7月の開業を目指す計画です。
【出展元】
→中央公園広場エリア等整備・管理運営事業に係る公募の審査結果について
→中央公園広場エリア等整備・管理運営事業に関する事業者の公募（令和3年4月12日～）
→広島市／中央公園広場エリア等整備・管理運営事業／ＮＴＴ都市開発ら１０者グループに
公募設置等予定者
（代表者 構成員） エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
（構成員） 株式会社ＲＣＣ文化センター
（構成員） 株式会社エディオン
（構成員） ＮＴＴアーバンバリューサポート株式会社
（構成員） 株式会社ＮＴＴファシリティーズ
（構成員） 大成建設株式会社 中国支店
（構成員） 株式会社中国新聞社
（構成員） 日本工営株式会社
（構成員） 広島電鉄株式会社
（構成員） 株式会社ＵＩＤ
広島市は、中央公園内で「新サッカースタジアム」の建設を進めており、これに加えて効果的なにぎわい機能などを導入して中央公園広場全体が一体的に機能するような再整備を行う方針です。さらに近接地の「旧広島市民球場跡地」でもＰａｒｋ－ＰＦＩを導入した整備事業が動き出しており、都心部の風景を一変させる程の変化が訪れようとしています。
Ｐａｒｋ－ＰＦＩ事業の区域と業務範囲
・公募対象公園施設（飲食・物販・サービス等のにぎわい施設）の整備および管理運営業務
・特定公園施設の整備業務（園路・広場・植栽・屋外トイレ・無料公衆無線ＬＡＮ等の公園施設）
・利便増進施設（看板・広告塔等）の設置および管理運営業務
・魅力向上業務（広場エリア等のにぎわい創出業務、サッカースタジアムおよび広場エリア等の一体的運営業務、中央公園全体のエリアマネジメント業務）を行う。管理運営には指定管理者制度を導入する予定。
未来志向のスタジアムパーク『アクティブ・コミュニティ・パーク』
NTT都市開発グループは、日常的なにぎわいと憩いのシーンを生む、未来志向のスタジアムパーク『アクティブ・コミュニティ・パーク』を提案。豊かな自然環境を取り入れた「ニューパークライフ」、サッカースタジアムに隣接する立地を生かした「スポーツ＆ウエルネス」、広島県内２３市町の魅力を発信する「広島カルチャー」の三つのポイントを軸とした施設整備が行われます。
五つにゾーニングし、カフェ等の施設整備
中央公園広場整備Park-PFIでは、1：ニューパークライフ 2：広島カルチャー 3：スポーツ＆ウエルネス 4：スタジアム 5：リバーサイド＆フォレスト（西側敷地）の五つにゾーニングし、カフェやアウトドアショップなどの施設を整備し、年間200万人を集客する「365日にぎわう公園」とします。施設は、スタジアムと調和するよう水平基調のデザインとし県産木材などを活用していく計画です。
サッカースタジアムとセットで賑わい施設と都市公園を再整備
今回の計画は、中央公園広場にサッカースタジアムを核とする区域を整備し、残りの区域を広場エリアとして再整備します。また、両方の区域が連携したにぎわいの空間を創出します。 さらには、旧広島市民球場跡地や広島城など中央公園内の他の区域や本川（旧太田川）の水辺空間と連携することで、新たな回遊性や集客性を生 み出し、にぎわい効果を高める計画です。
大阪で例えると、中之島公園の親水性＋「てんしば」の様な都市公園＋パナソニックスタジアムをあわせた面積8ヘクタールの施設が、梅田の繁華街から歩いて行ける北新地付近にできる・・という凄いプロジェクトです。その為、新スタジアム計画は『広島スタジアムパークプロジェクト』と呼ばれています。新スタジアム・今回の中央公園広場整備、さらに広島市民球場跡地。これらの計画の計画が実現すると、広島市の都市格を引き上げる様な凄い施設になる事は確実です。
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