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(仮称)梅小路駅ーJR嵯峨野線の京都・丹波口間に建設中の新駅の状況 18.06



 

京都鉄道博物館の目の前に新駅が誕生!

JR西日本は嵯峨野線の「京都~丹波口駅間」の京都鉄道博物館くで新駅の建設を進めています。新駅の所在地は下京区観喜寺町で、七条通と嵯峨野線の交差部付近に設置され、梅小路公園と2016年4月にオープンした京都鉄道博物館の最寄り駅となります。新駅は梅小路の活性化などを目的に設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。新駅の工事の着手に先立ち、2016年9月19日に安全祈願祭と起工式が行われ、開業は2019年春を予定しています。

 

新駅舎の特徴

基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」となります。京都の町並みの「縦格子・縦縞」、京友禅の反物の「縦長矩形」、工芸品に用いられる「梅柄(光琳梅)」を引用するとともに、公園と調和し、地域のシンボルとなるように、ホームの外壁や入口部を曲面として、京都らしい色彩計画となっています。

 

 
 

 

 


 JR新駅は,魅力ある多彩な地域資源が集積する「京都駅西部エリア」のほぼ中心に位置しています。新駅の設置により歴史的都心地区や市外等から,梅小路公園周辺をはじめとする各施設へのアクセスが格段に向上し「京都駅西部エリア」の活性化が期待されています。

 

 

 

 

 



新駅計画概要

・高架下駅舎(約1,000平方メートル)
・ホーム(相対式2面:幅員3メートルから6.7メートル)
・旅客上家(屋根)
・エレベーター(2基:各ホーム1基)
・エスカレーター(4基:各ホーム上下1基ずつ)
・自動改札(4通路)
・券売機(3台)

 

 

 

 


現地の様子です。新駅は京都鉄道博物館の目の前と言える立地です。他にも、京都水族館などがある梅小路公園の玄関口として、開業後は多くの人々が新駅の利便性を享受する事になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 


梅小路新駅は来春の開業を目指してかなり工事が進んでいる様に見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 


ホームに向かう階段や、ホーム上屋が見て取れますね。

 

 

 

 

 

 

 


鉄道博物館前に繋がる道路上の様子です。駅改札口に近いこの辺りのホーム幅員は6.7mが確保されています。

 

 

 

 

 

 

 


反対側から見た様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 


最後は七条通りを跨ぐ、梅小路新駅の様子です。嵯峨野線は221系4両編成が15分ヘッドで運行されていますが、開業後はただでさえ混雑の激しい嵯嵯峨野線の京都口の混雑がさらに悪化し、積み残しが出るのでは・・・。と若干心配しています。

3 COMMENTS

アリー my dear

http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/07/page_12734.html
“JR嵯峨野線 京都・丹波口駅間新駅 駅名決定について”

⒈新駅の駅名:「梅小路京都西(うめこうじきょうとにし)駅」
⒉決定理由:駅が所在する「梅小路公園」は、周辺地域を象徴する存在として地域の皆様に親しまれており、「梅小路」は、京都市の駅名公募結果においてもキーワードとして最多数であった。また、京都駅の西側約1・7キロメートルに位置し、京都観光の新たなサブゲートとなることから「京都」「西」を付与した名称とした。
⒊開業予定:2019年 春

元中京区

昔嵯峨野線沿線に住んでました。子供のころはキハ58の急行丹後やキハ181のあさしおと
113系の各駅停車が共存する変な路線でした。北近畿が電化されてからはKTRを除いて
すべて電車になりましたが、20分に一本来るか来ないかの歪なダイヤ。
いまや改善が進み、嵯峨嵐山までは15分ヘッド+快速1。すごく便利になったと思います。

アリー my dear

だいぶ形が出来てきましたね、開業を楽しみにしています。

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