尼崎・芦原公園とAGC所有地を一体整備へ!2029年度の公園刷新と土地活用をつなぐ官民連携が始動



兵庫県尼崎市で、芦原公園の再整備と南隣のAGC所有地の土地活用を一体的に検討する計画が動き始めました。

尼崎市とAGCは2026年9月25日、東七松町2丁目一帯の活性化に向けた連携協定を締結しました。公園と民有地を個別に整備するのではなく、東七松緑地や周辺市道まで含め、連続性と周遊性のある空間を形成することを目指します。

2029年度に芦原公園を全面刷新


項目 内容
所在地 尼崎市東七松町2丁目
芦原公園 13,410㎡
南側隣接地 AGC所有地
協定締結 2026年9月25日
連携対象 芦原公園、AGC所有地、東七松緑地、周辺市道
公園整備 2026~27年度に設計・既存施設解体、2028年度に整備
公園供用 2029年度予定
AGC側 不動産活用を検討中
基本方針 境界を感じさせない、周遊性のある一体整備
芦原公園は1966年に開設された近隣公園です。園内の市民プールは、施設の老朽化などを背景に2020年度から閉鎖されています。

 



今回の再整備では、固定式プールをそのまま更新するのではなく、夏季とそれ以外で使い方を変えられる通年型の公園へ転換します。
主な機能 計画内容
簡易大型レジャープール 夏季に設置
多目的グラウンド 夏季以外に利用
芝生広場 交流・休憩空間
親水施設・複合遊具 水遊び・遊び場
休憩エリア 日よけなどを整備
飲食機能 カフェなどを検討
緑地 既存樹木を活用
夏季はレジャープール、それ以外の季節は多目的グラウンドとして利用することで、これまで季節利用が中心だった空間を年間を通じて使える公園へ転換します。

2026~27年度に設計や既存施設の解体を進め、2028年度に整備工事、2029年度の供用開始を予定しています。

南隣ではAGCが土地活用を検討


出展:GoogleMAP

今回の計画では、公園再整備と並行して、南側に隣接するAGC所有地でも不動産活用の検討が進められています。尼崎市は2026年3月に策定した「芦原公園再整備基本方針」の段階から、南側の民間敷地と一体となった整備を掲げていました。今回、その土地を所有するAGCと正式に連携協定を締結したことで、構想段階から官民による具体的な協議へ進みました。

協定では、「敷地の境界を感じさせない周遊性のある一体性を持たせた整備」を目指すとしています。

AGC側の用途はまだ未定

一方、AGC所有地の具体的な土地利用は、現時点では決まっていません。
項目 現状
土地活用 検討中
用途 未定
建物規模 未定
事業者 未定
着工時期 未定
開業時期 未定
公園との接続方法 今後協議
商業、住宅、業務、飲食など、具体的な用途を示す公式情報はありません。

今回の連携協定も開発内容を確定するものではなく、尼崎市とAGCが一体整備の可能性や具体的な連携内容を検討するための枠組みです。

現段階では、

芦原公園=2029年度の供用開始まで具体化

AGC所有地=これから土地利用を具体化

という状況です。

公園再整備を起点に、周辺街区も変わる可能性



今回の計画は、老朽化した市民プールを含む芦原公園の再整備から始まりました。そこに南隣のAGC所有地の土地活用が重なり、対象は公園の敷地内から周辺街区へ広がっています。

2029年度に芦原公園を通年型の公園へ刷新し、その南側ではAGCが新たな土地活用を検討する。さらに、公園・民有地・緑地・道路を一体的につなぐ。

これが今回の計画の全体像です。今後は、AGC所有地の用途、事業者、施設規模、公園との接続方法が具体化することで、プロジェクト全体の姿が見えてきます。




出典・参考資料

  • 尼崎市「地域の活性化に向けた連携協定(令和8年9月公表)」
  • 尼崎市「尼崎市東七松町2丁目地内における地域の活性化に向けた連携協定」
  • 尼崎市「芦原公園再整備基本方針」2026年3月
  • 尼崎市「令和8年度主要事業のポイント」
  • 尼崎市「令和8年9月市長定例記者会見」
  • 共同通信PRワイヤー「尼崎市とAGC株式会社は連携協定を締結し、芦原公園周辺における地域の活性化に向けた検討を推進します」

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