阪神電気鉄道株式会社は、2018年4月9日付けのニュースリリースで、梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) の1期棟が2018年4月27日(金)竣工し、阪神百貨店が6月1日(金)に1期棟に部分開業すると発表しました。また、新ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定ました!建替え計画は当初の予定どおり順調に進捗しており、阪神百貨店が1期棟に移転後、6月から大阪神ビルディング西側の解体工事に着手し、Ⅱ期工事が進められます。
【出典元】→梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)
2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業
今回の発表で意表を突かれたのが、新ビルの正式名称決定と合わせて、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称する事です。近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する事です。梅田阪急ビルはすっかり定着した名称だと思いますが、阪急阪神ホールディングスグループの最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて、今回、リネームされる事になりました。
新装オープン阪神百貨店のストアコンセプトは毎日が幸せになる百貨店
従来の百貨店では、高級志向であったり、トレンドを追求したり、非日常を提案する少し背伸びをしたところがあった。阪神梅田本店がグランドオープンに向けて目指すのは、ただ商品をご提供するだけではなく、お客さまの暮らしのなかで「自分を磨く、高める、充実させる」ニーズに応える百貨店。毎日を豊かに幸せに暮らすための品揃え、ヒントや気づき、楽しさを「食」を中心に提案する、としています。
竣工日、施設の概要及びビルの名称について
(1)竣工日(Ⅰ期棟)
2018年4月27日(金)
阪神百貨店の部分開業は、2018年6月1日(金)を予定
(2)施設の概要(Ⅰ期棟)
・ 階数 地下3階、地上13階
・ 主な用途 百貨店等
・ 構造 鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)
・ 延床面積 約76,000㎡
・ 施設構成 阪神百貨店(地下1階~地上9階)
※ オフィスゾーン及びカンファレンスゾーンの開業は、2022年春の全体竣工時を予定
(3)ビルの名称
①名称「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」
本計画が全体竣工を迎える2022年春に、阪急百貨店(阪急うめだ本店)が入居する梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定
②命名理由
阪急阪神ホールディングスグループの最重要拠点である大阪梅田の中心に位置し、グループを象徴する2棟の高層タワーを、大阪以外の地域や海外の方々からの分かりやすさを考えて命名
現地の様子です。今回竣工する1期部分の延べ床面積は約76,000㎡となっています。
梅田阪急百貨店が入居する「梅田阪急ビル」。本計画が全体竣工を迎える2022年春に、梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定です。
いよいよオープン日が決まった、建替え中の阪神百貨店1期部分。半ば都市伝説となっていた、このプロジェクトが具体化し工事がはじまり、1期部分のオープンが目前に迫った現実を目の当たりにしても、まだ少し現実感が持てないです。隣接する阪急百貨店との売場の差別化も見ものですね。6月1日のオープン日が本当に楽しみです!
上空から見た完成後のイメージ。あらためてその巨大さがよくわかりますね、デカイ!ヽ(´▽`)/
阪神百貨店の地下にある食品売り場の半分以上はビルの地階ではなく、道路の下になっているんですね。この部分って、二期工事ビルの延べ面積に入っているのでしょうか?
それとも地下街の一部になっているのでしょうか?
二期工事でここがどうなるのか、どの資料を見てもよく分かりません。その下の駅の拡張に合わせて、地下通路を広げることだけは分かるのですが。
ビル、駅、地下街、食品売り場の間の工事関連がよく分かるとうれしいのですが。
どの記事か忘れましたが、食品の売上比率を50%近くに上げると
書いてありましたね。百貨店全体の売上構成比率が百貨店協のサイトに
載ってますが、大体食品の比率は25%前後くらいなので
通常の百貨店の売上構成の2倍近くに引上げる事になりますね。
元々阪神は食品の売上構成比が高いのですが、50%となると
建替完了したとしても地下2フロアだけで達成できるのかどうかとか
色々気になりますね。