出典:京福電気鉄道
京福電気鉄道は、2020年12月9日付けのニュースリリースで、2021年 3月に、嵐電北野線(京福電気鉄道 嵐山線)の北野白梅町駅の駅前広場を整備し駅舎を新設し、同駅のリニューアル事業を完了すると発表しました。
北野白梅町駅は嵯峨嵐山の玄関口に位置し、北野天満宮や金閣寺、嵐山に向かう観光客や、京都市北西部の交通拠点のひとつとして利用されています。2020年 3月 20日に駅に併設した京都市バス急行 102 号系統の金閣寺・北大路バスター ミナル方面行きバス停の供用を開始して結節改善を実現し、同時に駅施設のバリアフリー化等を実施しました。 その後、2020年度計画として予定していた駅前広場整備・駅舎新設工事を11月に着工し、2021年 3月 下旬の供用開始を目指して工事が行われています。【出展元】
→嵐電北野白梅町駅 2021 年春に駅舎新設
出典:京福電気鉄道
北野白梅町駅リニューアル事業(今回 2020 年度の事業)の概要
出典:京福電気鉄道
2.駅舎の規模・構造 鉄骨造平屋建、建築面積 43.68 ㎡
3.機能
①インフォメーションコーナー設置(駅係員によるご乗車案内、観光案内業務)
②待合ベンチ2台設置
③観光パンフレット、マップ等の掲出・配架
④デジタルサイネージ2台設置(嵐電沿線地域、西陣・北野エリアのご案内)
4.デザイン
・モティーフの「白梅」を柱などにあしらい、夜は穏やかな光で演出するなど、景観に配慮し、
地域のランドマークを目指すデザイン。
・天井材には京都の地産材「みやこ杣木(そまぎ)」を全面に使用。
5.供用開始時期 2021 年 3 月下旬(予定)
※今回の一連の北野白梅町駅リニューアル工事は、京都市から一部助成金をいただき、整備を進めている
出典:京福電気鉄道 GLAMOROUSが手掛けた嵐山駅
嵐電は、京都市営地下鉄東西線との乗継駅として、2008年 3月に「嵐電天神川駅」を新設して以降、2016 年 4月に「撮影所前駅」の新設によるJR嵯峨野線太秦駅との結節改善、2017年 3月に「嵐山本線西院 (さい)駅」における阪急西院駅との結節・バリアフリー化実施を行うなど、嵐電の交通ネットワーク強化戦略を推進してきました。また嵐電北野線では 2017 年度以降、バリアフリー未対応駅のスロープ整備、ホーム 嵩上げ、点字タイル・点字案内板の設置などバリアフリー化事業を集中的に進めています。