宇都宮市は2020年4月23日に、2023年3月末の開業を目指す芳賀・宇都宮LRT車両の愛称を「ライトライン(LIGHTLINE)」に決定したことを発表しました。
車両名称の「ライトライン」は、愛称案から40,668票の投票の結果で決められたもの。“ライト”は同地域を表わす「雷都」を冠し、LRT(Light Rail Transit:ライトレール・トランジット)の一部であるほか、光や明るいといった意味を持つことから、「(未来への)光の道筋」というメッセージも込めています。
【出展元】
→LRT車両の愛称が「ライトライン」に決定しました
アンケート結果
称案 | 主な意図 | 票数 |
---|---|---|
ライトライン (LIGHTLINE) |
雷都+LINE(道筋・つながり) | 19,840票(48.8%)…最多得票 |
ウィライト (WELIGHT) |
West(西)とEast(東)+雷都 We(私たち)+雷都 |
3,653票(9.0%) |
ミライド (MIRIDE) |
未来+雷(らい)+RIDE(乗る) | 10,497票(25.8%) |
ミライトラン (MILIGHTRUN) |
未来+雷都+RUN(走る) | 6,678票(16.4%) |
宇都宮LRT(ライトレール)は、JR宇都宮駅東口から本田技研北門(芳賀町下高根沢)までの約15kmを優先整備区間として、建設工事が始まりました。当初は2022年春の開業を目指していたが、2021年1月に1年程度遅れるとの見込みを発表しています。
軌間は宇都宮近郊に乗り入れる他路線との直通運転の可能性を考慮して、狭軌(1,067mm)が採用されました。開業時点では全線の最高速度は40km/hですが、将来的には軌道法上の特認を得て、併用軌道区間で50km/h、鬼怒川を渡る専用軌道区間では70km/hの高速運転を行う計画です。さらに快速運転を行うため、途中駅に待避線が設けられるなど、従来の路面電車の常識を打ち破る計画となっています。
【利用者400万人突破】開業312日で達成 宇都宮ライトレール(建設通信新聞)
https://www.kensetsunews.com/web-kan/976940
LRT(次世代型路面電車)を運行する宇都宮ライトレールは7月3日、2023年8月26日の開業以降の累計利用者数が400万人に到達したと発表した。開業から312日目に当たる2日に到達した。
同社によると、24年4月期以降の月間利用者数は40万人を維持しており、同年5月期には開業後の月間最多となる約42万9000人が利用した。4月1日のダイヤ改正では、列車の増発や快速運行もスタートした。
宇都宮のLRT 開業日は「8月26日」に決定! 全国初「ゼロから作ったLRT」ついに日の目(乗りものニュース)
https://trafficnews.jp/post/126194