北大阪急行電鉄は2016年12月5日(月)に、ホームでの事故対策として同社の3駅にホームドア(可動式ホーム柵)を設置すると発表しました。ホームドアは最初に千里中央駅に設置され、2017年9月9日から使用を開始しました。北大阪急行では、緑地公園駅と桃山台駅の2駅でホームドア設置工事がおこなわれてきましたが、緑地公園駅は2018年 2月 24日(土)始発列車から 桃山台駅 は2018年 3 月11日(日)から使用を開始しました!
【過去記事】
→北大阪急行ー桃山台駅のホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 18.02
→北大阪急行ー緑地公園駅のホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 18.02
→北大阪急行ー千里中央駅のホームドアが本日(2017年9月9日)より使用開始!
→北大阪急行ー千里中央駅の可動式ホーム柵(ホームドア)設置工事の状況 17.08
→北大阪急行ー千里中央駅の可動式ホーム柵は京三製作所が受注。地上側のセンサで定位置停止を検知
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桃山台駅のホームドア(可動式ホーム柵、以下ホームドア)は千里中央駅と同じく「株式会社京三製作所」製です。同社のホームドアは、大きなドア透過部やスライド式非常脱出口を備えている他、 地上側に設置するセンサにて車両の定位置停止検知などを行い、ホームドアの自動開閉を実現しています。これにより、地上-車上間の情報伝送(トランスポンダ)装置 が不要となり、地上設備だけのシンプルなシステムとなっている所が大きな特徴です。
【出典元】
→株式会社京三製作所>北大阪急行電鉄 千里中央駅の可動式ホーム柵を受注いたしました(PDF)
→北大阪急行電鉄>当社線 3 駅に「可動式ホーム柵」を設置します(PDF)
現地の様子です。島式1面2線のシンプルな構成の駅ですがホームドアがついた事でかなり印象が変わりました。
桃山台駅に設置されたホームドアユニットの様子です。先に使用を開始位した緑地公園駅と同じタイプが設置されています。腰高タイプの可動式ホーム柵の固定部は、ホーム床面から約1.3m、開口部が約2.6m、柵延長は約200m。地上側に設置するセンサにて、ホーム柵扉を自動開閉するタイプです。
ホームドアユニットのアップです。京三製作所のホームドアは贅肉が少ないというか、無駄がない印象です。
稼働部の様子です。透明箇所が多く明るい印象です。
ホームドアユニットに取り付けられた路線図です。
ホームドアが閉まる様子を見てゆきます。
可動部がせり出してきました。
スーッと動きます。
閉まりました。
電車が発車しました。
取材時は、心斎橋駅や天王寺駅と同じ様に、先に電車のドアを締め、その後タイムラグを置いてからホームドアが閉まる挙動せした。なにやら手動で操作しているような挙動です。稼働間もないので、まだ上手く動作していないのかもしれません。
それにしても、ホームドアのある駅に慣れてくると、この安心感がなんとも心強く感じます。特に小さな子供連れにとっては安心感が凄いです。
北大阪急行各駅に設置されたホームドア。撮り鉄の方にとっては痛し痒しの駅施設ですが、一般利用者にとってはメリットの多い設備だと実感しました。4月からスタートする大阪メトロもホームドアの設置に力を入れてゆくとしているので、今後の普及に期待したいと思いました。