地下鉄天王寺駅-御堂筋線ホーム改良工事は、ラッシュ時の混雑が激しい御堂筋線の難波寄りのホーム上にバイパス通路を設置する駅改良工事です。地下鉄天王寺駅には御堂筋線と谷町線の2路線が乗り入れており、1日の乗降客数は269,025人。天王寺駅周辺では、近鉄阿倍野橋ターミナルビルディングや阿倍野再開発などの大規模な再開発計画が進行しており、地下鉄天王寺駅は周辺の再開発による乗客増加が見込まれています。
【過去記事】
→地下鉄天王寺駅-御堂筋線ホーム改良工事 11.02
→地下鉄天王寺駅-御堂筋線ホーム改良工事 10.09
→地下鉄天王寺駅-御堂筋線ホーム改良工事 10.07
■追跡取材リスト
バイパス通路は混雑する1、2両目が停車するホーム直上に設置されています。天井が高い壮大な空間という過去の遺産を生かした改良工事です。
バリアフリー対策としてホーム上にエレベータも新設されました。周囲になるべく圧迫感を与えない為に全面ガラス張りになっています。
それでは、新設されたバイパス通路を歩いてみましょう。通路内は予想よりは高さがありそれほど窮屈な感じは受けませんでした。左右に取り付けられた半透明のパネルは上部と下部で透明度が異なり、下部は透明度が低く、上部は高くなっています。ジックリ眺めると、中々面白い空間が出来上がっていました。
開通してまだ日が浅い為でしょうか?取材時のバイパス通路はとても閑散としており、ジックリと撮影する事ができました。でも朝のラッシュ時間帯の天王寺駅の混雑はもの凄いので、この通路が混雑緩和に一役買う事は間違いなさそうです。
最後はバイパス通路上から見た2番ホームの様子です。いままでにないアングルで撮影出来て新鮮な感じがしました。
新設されたバイパス通路。折角の高天井の大空間が台無しになってしまうのでは?と少し心配していましたが、それほど圧迫感もなく、駅機能の向上と景観維持、2つの要素を上手く纏めた改良工事になった、と思いました。
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谷町線の天王寺駅があんな場所にあるのは、国鉄が地下に駅や通路を作ることを拒否したから仕方ないんですよね。(´・ω・`)
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>>地下鉄天王寺駅には御堂筋線と谷町線の2路線が乗り入れており、
確かに乗り入れてはいるし間違ってはいないが、毎日利用している者としては、その表現に何となく違和感を感じます。
御堂筋線天王寺駅と谷町線天王寺駅は、まったく別物で距離も結構離れています。
お年寄りや障害者には乗り換えがしんどいと思います。
乱暴な比較になりますが、地下鉄梅田駅と東梅田駅、あるいは、梅田駅と西梅田駅ぐらい?離れているイメージがある。
JR天王寺駅に、大阪環状線、大和路線、紀州路線が乗り入れていますってのには、納得できるんですがね。
すんません。どうでもいい話でしたね(´・ω・`)