阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業は、 阪神電鉄の住吉駅から芦屋市境まで の約4kmの区間を連続的に高架化し、交差道路や側道の整備を行い、踏切の解消 と都市環境の改善を図る連続立体化事業です。この区間の高架化が完成すると11カ所の踏切が除却され、33カ所の交差道路で南北に分断されていた市街地が 一体化されます。この工事に伴い「青木駅」と「深江駅」の2駅が高架化されますが、今回は青木駅ご紹介します。こちらは現地に掲示されていた完成イメージパースです。青木駅は2面4線の立派な高架駅に生まれ変わる予定です。
【資料引用元】→神戸市HP
【事業概要】
○事業区間:阪神電鉄 住吉・芦屋間約4km
○除去する踏切: 11箇所
○整備する道路
・交差道路: 33路線(魚崎幹線、青木幹線、商船学校線、深江幹線など)
・側 道: 3路線(阪神沿北側線など)
○高架になる駅: 2駅(青木駅、深江駅)
※現地に掲示されていたパネルを撮影しました
続いて高架化工事の施工順序をご紹介します。多くの高架化工事の順序と同じく、用地買収で確保した土地に仮設線路を敷設し、上下線の順序で移設、元の線路跡に高架を構築し、上、下線の順で高架に切り替え、最後は仮設線を撤去して完成といった順番で工事は進められます。
現在は仮設線に切り替えられ、南側に生み出されたスペースに下り方面行きの高架ホームが建設されている段階です。写真は現在の青木駅の仮設ホームの様子です。
おおおお!立派な高架が姿を表しているではありませんか!前回の撮影が2011年3月頃だったので、実に約4年3ヶ月振りの取材です。4年も経っているので、変わっていて当たり前と言えば当たり前なのですが、やっぱり感動してしまいます。
青木駅は2面4線の高架駅になるので、下り方面の高架だけでもかなりのボリューム感があります。
続いては、改札外から見た高架駅舎の様子です。
高架駅舎の真下を見通したアングルです。
おおっ、階段とエレベーターが見えます!工事がかなり進んでいる事が分かりますね〜。
続いては梅田方面に向かって伸びる高架橋の様子です。
最後は、ホームから見た三宮方面の様子です。
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阪神の青木駅というと、私は条件反射のように阪神大震災の際にしばらくは折り返し駅になっていたことを思い出さずにはいられません。当時は未曾有の災害で阪急も阪神もそしてJRも協力していたことを思い出します。もう20年以上前のことです。