阪神電鉄 鳴尾工区連続立体交差事業は、阪神本線の武庫川駅〜甲子園駅の間、1,870mを高架化する連続立体化事業で、2003年3月の都市計画決定後、2009年5月に工事着手し、2011年7月に仮上り線路切替え、2012年10月に仮下り線路切替えが行われました。その後の工事の進捗に伴い、2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)が、高架線に切り替えられました。その後さらに工事が進められ、本日2017年03月18日から上り線(大阪梅田・難波方面行き)が高架化され、共用が始まりました!
今回の効果切替えにより、6か所の踏切の除却される事となり、周辺道路の交通渋滞が緩和されるとともに、列車運行の安全性が向上しました。
【過去記事】
→阪神本線-住吉・芦屋間連続立体交差事業-青木駅 16.01 (地上・改階)
→阪神本線-住吉・芦屋間連続立体交差事業-青木駅 16.01 (ホーム・軌道)
→阪神本線-住吉・芦屋間連続立体交差事業-深江駅 16.01(地上・改札階)
→阪神本線-住吉・芦屋間連続立体交差事業-深江駅 16.01(ホーム~軌道)
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 15.06 (地上施設)
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 15.06 (ホーム・軌道)
→阪神本線-住吉・芦屋間連続立体交差事業-青木駅 15.06
→阪神本線-住吉・芦屋間連続立体交差事業-深江駅 15.06
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 15.06 (地上施設)
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 15.06 (ホーム・軌道)
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 11.03
→阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業-青木駅 11.03
→阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業-深江駅 11.03

【事業内容】
事業箇所:西宮市甲子園浦風町から西宮市小松南町1丁目
事業区間:甲子園駅~武庫川駅間 約1.87km
高架になる駅:1駅(鳴尾駅)
除去する踏切:6か所
整備する道路:交差道路 9路線(競馬場線、小曽根線など) 側道 5路線(付属街路鳴尾1号線など)
総事業費:約297億円

現地の様子です。写真は昨日(2017年03月17日)まで使用されていた従来の上り線(三宮側)の様子です。高架線に切り替えられたばかりなので、レールはまだピカピカしています。

同じく、役割を終えた上り線地上部(梅田側)の様子です。

こちらは役割を終えた仮設駅舎の元改札口付近の様子です。

それでは。上下線とも高架化され生まれ変わった、新しい鳴尾駅を見てゆきましょう!まずは改札口前にある券売機の様子です。

改札口付近の様子です。日中は普通が10分ヘッドで発着する小駅ですが、近くに武庫川女子大学が立地しており、通学ラッシュに対応する為、7通路が確保されています。

ラッチ内から見た自動販売機付近の様子です。

さらに、改札口の右手(南側)には学生専用出口が設けられていました。

そして気になったのが、この男子キャラ。改札内コンコースの3箇所に彼は潜んでいました。

カメラの向きを変えて、改札内コンコースを見通した様子です。メッチャ広々としています!

ホームに繋がる階段付近の様子です。この階段は途中(M2階)で左右に別れ、上り、下り各ホームに繋がっています。

先ほどの階段を超えると更広々した空間が用意されていました。一番奥はトイレ。左右に階段と上り方向のエスカレーターと

振り返って改札口側を見た様子です。

階段を少し上り、改札内コンコースを見下ろした様子です。

それでは。ホームに向かう上りエスカレーター側面に描かれた彼にアテンドして頂き(笑)ホームに行ってみましょう!
to be continued…
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