阪神電鉄 鳴尾工区連続立体交差事業は、阪神本線の武庫川駅〜甲子園駅の間、1,870mを高架化する連続立体化事業です。2003年3月の都市計画決定後、2009年5月に工事着手し、2011年7月に仮上り線路切替え、2012年10月に仮下り線路切替えが行われました。
その後の工事の進捗に伴い、2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)が、高架線に切り替えられました。今回の効果切替えにより、6か所の踏切の遮断時間が短縮され、道路の交通渋滞が緩和されるとともに、列車運行の安全性が向上しました。
【過去記事】
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 11.03
→阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業-青木駅 11.03
→阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業-深江駅 11.03
その後の工事の進捗に伴い、2015年3月14日(土)の始発列車から、甲子園駅~武庫川駅間の下り線(神戸三宮方面行き)が、高架線に切り替えられました。今回の効果切替えにより、6か所の踏切の遮断時間が短縮され、道路の交通渋滞が緩和されるとともに、列車運行の安全性が向上しました。
【過去記事】
→阪神本線-鳴尾工区連続立体交差事業-鳴尾駅 11.03
→阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業-青木駅 11.03
→阪神電鉄 住吉・芦屋間連続立体交差事業-深江駅 11.03
前回の地上施設編につづいて、今回は高架上ホームと軌道の様子を見てゆきましょう。
こちらが高架化された鳴尾駅神戸方面行きホームの様子です!最近の高架化工事は比較的簡素な作りの駅が多いですが、この鳴尾駅はかなり気合のい入った造りになっています。
待合室付近の様子です。ホーム幅がかなり広く、待合室付近でも線路から十分な幅が確保されています。
壁面の様子です。超高層ビルの基礎工事に使われる鋼矢板(シートパイル)の様な鋼材に、亜鉛メッキを施し湾曲させた様な外壁が未来チックです。木製のベンチとの取り合わせも面白いです。
上屋の様子です。照明器具は全てLEDとなっています。
所々に鋼材の柱があり、その足元はモザイクタイルで飾られていました。
駅名票とインフォメーションボードの様子です。
梅田方面の軌道の様子です。弾性直結軌道用PC枕木に消音バラストがセットになった最新型の軌道です。鳴尾駅はカーブ上に位置しているので結構カントがありますね。
最後は、三宮方面の様子です。こちら側を見ると写真右側に梅田方面行きの線路が敷設されるスペースがかなり出来上がっている事が解りました。
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ホーム部の造りは分はシンプルな意匠ながら細部までよく練られてますね
階下のデザインはちょっと見劣りしてしまいますね