IR法案 参院本会議で可決、いよいよカジノを含むIR=統合型リゾート施設整備に道筋が付くか

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カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案についての論議が終盤戦を迎えています。政治的な事は書きませんが、いよいよ日本にもカジノを含むIR=統合型リゾート施設が誕生する事になりそうです。IR法案の動向について注視して行きたいと思います。




【出典元】
IR法案 参院本会議で可決 自民は衆院で採決 野党は阻止へ(NHK)
国会は会期末の14日、参議院本会議でカジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案の採決が行われ、自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決され、衆議院に送り返されました。自民党は国会の会期を再び延長したうえで、衆議院本会議でも法案を採決し、成立させる方針なのに対し、民進党など野党4党は法案の成立を阻止するため、安倍内閣に対する不信任決議案などを提出する方針を示していて、最終盤の与野党の攻防が続いています。
















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大阪府・市は、夢洲を軸とした大阪市内ベイエリアを候補地としてカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を行っており、東京五輪が開催される2020年までの一部開業を目指しています。大阪府・市が考えているIR(統合型リゾート)とは、全体面積の3~5%に過ぎないカジノなどのゲーミング部門が事業全体の50~80%の収益を上げ全体収益の核となることで、劇場やアリーナ、美術館、博物館、国際会議場、展示会といった採算性が不安定なエンターテインメント部門とコンベンション部門(MICE)を支える仕組みの事です。IRの代表的な成功例は、シンガポールのマリーナベイ・サンズが有名で、大阪府・市は大阪ベイエリアにマリーナ・ベイ・サンズに匹敵する巨大IRの誘致が期待されています。