NTTグループは2023年11月10日に、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオン「NTT Pavilion “Natural” (仮称)」の起工式を執り行いました!
NTT Pavilion “Natural” (仮称)は、鉄骨造、敷地面積:3,500 ㎡、建築面積:1,180 ㎡、延床面積:1,350 ㎡の規模。建築主はNTT、設計・監理:NTT ファシリティーズ、施工は奥村組が担当。2023年11月着工、2024年12月を予定しています。建築計画/デザインコンセプトは「感情をまとう建築」、 かろやかに、緩やかに、浮遊する「布」に覆われたパビリオン。パビリオンのテーマは「Natural”」。NTTの次世代のネットワーク・情報処理基盤「IOWN(アイオン)」を活用しさまざまな対立や壁を乗り越えていく世界観を体験できます。
【出展元】
→2025年日本国際博覧会に出展する「NTT Pavilion “Natural”(仮称)」着工にあたり起工式を開催
分棟形式で間に開かれた敷地があり、来館者以外にも様々な人が訪れることができるよう開放感を持たせています。外壁を覆うやわらかな「布」は、NTT の技術を活用しリアル・バーチャルで訪れた人々の感情やふるまいに「呼応」するような動きをし、そこへ風や光の動き、時間や季節の移ろいなど自然の動きが相まって変化し続け、建物全体がまるで感情を持った生命体のように表情を変え、轟く模様を表現します。
「IOWN(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)は、NTTが2019年5月に発表した、ICTインフラ基盤構想で、近未来のスマートな世界を支えるコミュニケーション基盤となる技術です。
従来の電子技術(エレクトロニクス)から光技術(フォトニクス)にシフトし、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等を提供する事で、より「低遅延」「低消費電力」「大容量・高品質」のネットワークを実現しよう構想です。2024年の仕様確定、2030年の実現をめざして研究開発が行われています。
NTTが掲げるテーマは「NATURAL」。通信が目指す未来は、物理的、心理的な壁を超え、空間や感覚を共有できる世界です。IOWNが実現する、これまとは全く次元が異なる「低遅延」「大容量・高品質」のネットワークにより、現在のWebミーティングやメタバース等よりも遥かに自然なコミュニケーションを実現し、デジタルとアナログの境界をなくし、バーチャルを超えたリアルの世界に新しい価値を見出す事を目指します。
通信を介して繋がった状態がリアルでの面談と違わないほどNaturalな状態にする、遠隔地の状況を映像、音に加えて感覚や嗅覚まで再現しする世界を実現する。コンサートホールの興奮感動、災害や戦争の悲惨な現場、家族の温かい時間、それぞれをNaturalに感じ、現場の人と通信で繋がった人々が、状況を齟齬なく自然に共有できる世界、最終的には通信を意識しないNaturalな状態、を目指しています。
大阪関西万博では、パーソナルエージェントが一人ひとりにあわせたモデルルートや施設を提案。パビリオンでは、Naturalな未来を直感的に感じれる没入体験を提供。さらにNTTの大阪・関西万博のバーチャル会場を通じて誰でも何処でも万博の価値を体験できる様にします。
施設概要
名称:NTT Pavilion “Natural”(仮称)
構造:鉄骨造
敷地面積:3,500 ㎡
建築面積:1,180 ㎡
延床面積:1,350 ㎡
施主:日本電信電話
設計・監理:NTT ファシリティーズ
施工:奥村組
①NTT Pavilion Natural(仮称)
②電力館 可能性のタマゴたち
③住友館
④パナソニックグループパビリオン ノモの国
⑤三菱未来館
⑥よしもとパビリオン Waraii Myraii
⑦PASONA Natureverse
⑧BLUE OCEAN(ブルーオーシャン)
⑨ガンダムパビリオン(仮称)
⑩玉山デジタルテック TECH WORLD
⑪ガスパビリオン おばけワンダーランド
⑫飯田グループ×大阪公立大学 共同出展館
⑬大阪外食産業協会 新・天下の台所