JR長崎駅ビルは、JR九州が西九州新幹線の開業に伴い、長崎駅前に建設した新しい駅ビルです。長崎駅周辺では「新幹線開業を契機につくる国際観光都市長崎の陸の玄関口」のビジョンのもと、新しいまちづくりが進められおり「新・長崎駅ビル」はその一環とし整備されました。
駅ビルは、既存の施設であるアミュプラザ長崎 本館、長崎街道かもめ市場、JR九州ホテル長崎と、新たに開業するアミュプラザ長崎 新館、長崎マリオットホテル、JR長崎駅ビル・オフィスで構成された、一大拠点となっています。
【出典元】→2023年秋開業 新長崎駅ビル(仮称) 名称決定のご案内
→アミュプラザ長崎新館 オープン時間発表およびオープン記念企画・イベントについて
計画概要
名称:JR長崎駅ビル計画名称:新長崎駅ビル(仮称)新築工事
所在地:長崎市尾上町1−1
交通:JR「長崎」駅、長崎電気軌道「長崎駅前」電停
構造:鉄骨造
階数:地上13階
高さ:60m
主用途:商業施設、ホテル、オフィス、駐車場
敷地面積:約18,000㎡
建築面積:16,500㎡
延床面積:約102,000㎡
建築主:JR九州
設計者:大林組
施工者:大林組、九鉄工業JV
着工:2021年12月
竣工:2023年10月
開業:
2023年11月10日:アミュプラザ長崎新館
2024年01月16日:長崎マリオットホテル
これまでの経緯
2024年7月の様子
現地の様子です。前回の取材が2022年10月だったので約1年9ヶ月振りの撮影です。
ヒルトン長崎(写真左)、長崎駅(中央)、長崎マリオット(右)の並びです。駅を挟んで2つの国際ブランドホテルが対峙しています。
立体駐車場棟の様子です。本格的な壁面緑化が行われており、立体駐車場特有の無機質さを感じません。
撮影ポイントを変えて、長崎県庁の展望スペースから見た、長崎駅ビルの様子です。
高層階に入居する「長崎マリオットホテル」の様子です。JR九州ホテルマネジメントが運営を担い、日本国内で 9 番目となるマリオットホテルとして開業しました。
MARRIOTTのロゴマーク。
ガラス手摺が美しい、バルコニー付きの客室。
南西側から見た様子です。
撮影ポイントを変えて、北東側から見た様子です。レンガ張りの壁面を持つこの部分は、アミュプラザ長崎新館です。
北東側から見た様子です。国際観光都市長崎の陸の玄関口として相応しい、重厚感のあるデザインとなっています。
JR長崎駅から、真っ直ぐに伸びるプロムナードの様子です。
植えられた木々が成長すれば、シンボリックな並木道になりそうです。
北西側から見た様子です。
長崎駅とJR長崎駅ビル(アミュプラザ長崎新館)の位置関係はこんな感じです。
JR長崎駅ビル(アミュプラザ長崎新館)の駅側のエントランス付近の様子です。
最後は引き気味で見た、JR長崎駅ビル(アミュプラザ長崎新館)の様子です。