JTビルは、東京都港区虎の門2丁目に建設された、地上35階、高さ169.7m、延床面積66,999.11㎡の超高層ビルで、日本たばこ産業の旧本社跡地に建設された同社の新本社ビルです。ビル周辺にパブリックスペースを提供することを設定テーマとしており、オフィス棟を4本の大柱で地上20Mまで持ち上げ、その下に生まれたスペースを、隣地側は商業施設とホールで囲い込まれた回遊式のアトリウム、道路側は樹木によって囲まれた緑豊かなプラザとなっています。1995年グッドデザイン賞受賞。
【スペック】
名称:JTビル
所在地:東京都港区虎の門2-2-1
階数:地上35階、塔屋2階、地下3階
高さ:169.7m
構造:S造、SRC造、RC造
杭・基礎 :
主用途:事務所
総戸数:
敷地面積:9,145.58㎡
建築面積:4,714.28㎡
延床面積:66,999.11㎡
建築主:日本たばこ産業
設計者:日建設計
施工者:大成建設、鹿島建設、戸田建設、ジェイティ不動産
着工:1991年11月
竣工:1995年03月
JTビルは東京の超高層ビルの中では、比較的スレンダーなビルです。またビル壁面は凹凸が少なく非常にフラットなデザインとなっっています。
JTビルの頂部にある半月状の塔屋がこのビルの外観上の最大の特徴となっており、見る人の記憶に強く焼きつくデザインとなっています。
頂部のアップです。この塔屋は緊急用ヘリポートになっています。
最後は少しはなれた場所から見た、JTビルの様子です。