阪急阪神不動産は2023年6月6日付けのニュースリリースで、分譲マンション「ジオタワー大阪十三」のオフィシャルサイトを開設し、今年秋頃をめどに販売を開始すると発表しました!
計画地は、阪急電鉄「十三」駅から徒歩3分に位置する淀川区役所跡地(約8,900㎡)。阪急電鉄主要3路線の結節点であり、将来の新線計画にも期待が高まる十三に、集合住宅、図書館、保育・学童、商業、学校等で構成された新街区が誕生します。
再開発は子育て世帯の流入を促し街全体の活性化を狙う大阪市が事業者を募集し、2020年に阪急阪神不動産などと70年間の定期借地契約を結んでスタートしました。市の公募条件は予定賃料を月額440万8000円でしたが、阪急阪神不動産などは861万9000円で契約しました。
【出展元】
→【公式】ジオタワー大阪十三 (8984.jp)
→「ジオタワー大阪十三」始動 2023年6月6日(火) オフィシャルサイト開設
「もと淀川区役所跡地等活用事業」は『官・民・学』による再開発計画で、東側敷地(約7,300㎡)に712戸の『ジオタワー大阪十三』のほか、図書館、子育てに配慮した 保育・学童施設、スーパーマーケットなど、新たな生活環境が整備されます。
西側敷 地(約1,600㎡)には学校法人履正社の運営する医療系の専門学校が新たに開校。大阪市立図書館はオープンな空間とし、多世代が交流できる場となります。
大阪市立図書館と同フロアに、履正社が運営する学校図書館を新設。学校図書館の一部は一般開放され、読書・カフェ・学びなど、人々がさまざまな目的で利用でき、大阪市立図書館と有機的につながる コミュニティの場となります。
このほか、地域交流の場として活用できる、約2,400㎡の公開空地が新たに誕生。 豊かな緑に包まれた広場が設けられ、地域住民を巻き込んだイベント等を継続的に開催する ことで、十三に新たなにぎわいを創出し、地域の交流を促進します。
再開発の中核を成す「ジオタワー大阪十三」は、RC造、一部S造39階建ての複合施設棟の3~39階部分で、住戸の専有面積は、40~160㎡台平方メートル台を展開。鹿島建設の制御層制震構造『KaCLASS®』を採用した超高層タワーレジデンスは、総戸数712戸で同社過去最大となります。
人にも環境にも配慮したランドスケープや LOW-E複層ガラス・LED照明・高効率エアコンの設置等により、ZEH-M Orientedの性能を確保。ウェルネスライフを実現するため、共用空間は自然を感じられるデザインを採用しています。
低層部の屋上部分に張り出すテラスは木造とし、屋上庭園にはビオトープを計画。阪急阪神ホテルズ監修のゲストルームや、同社のオフィス事業でのノウハウを生かしたワークスペースなどの共用施設も用意。
さらに、水害に備え、乗降用エレベーター、受水槽・電気室・自家発電などの重要設備を2階以上に、防災備蓄倉庫を3階以上に設置。停電時にも非常用エレベーターなどを24時間利用可能。公開空地には、設置可能なマンホールトイレやかまどベンチなどの防災備品を保管。災害時には炊き出しの場として活用し、施設と一体となって地域の防災を支援。地域の暮らしの安心と安全を守ります。最寄り駅の「十三」は阪急電鉄主要3路線の結節点として、関西エリアでも有数のアクセス性を有してる他「なにわ筋連絡線」「新大阪連絡線」の新線も計画されており、完成すれば、新大阪駅や関西国際空港にダイレクトアクセスが可能になる将来性が高い立地です。「ジオタワー大阪十三」の入居開始は2026年4月の予定しています。
計画概要
名称:ジオタワー大阪十三
計画名称:もと淀川区役所跡地等活用事業
所在地:大阪府大阪市淀川区十三東1丁目21番3他(地番)
交通:阪急電鉄神戸線、宝塚線、京都線「十三」駅 (東改札口) 徒歩3分
構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
階数:地上39階建、地下1階
高さ:約144m
主用途:共同住宅(分譲712戸)、店舗、市立図書館、学校図書館、郵便局、保育・学童施設、民営駐輪場、事務所
総戸数:712戸(うち非分譲住戸1戸含む)
敷地面積:7,274.86m2
建築面積:4,472.53m2
延床面積:84,490.71m2
容積対象面積:
建築主:阪急阪神不動産
設計者:鹿島建設
施工者:鹿島・高松共同企業体
着工:2022年10月
竣工:2026年04月(予定)
これまでの経緯
大阪市は、もと淀川区役所跡地等活用事業(市有地不動産の貸付等)に関する開発事業者予定者募集プロポーザルにおける事業予定事業者を阪急阪神不動産(代表事業者)・高松建設(共有事業者)グループをに特定したと発表しました。十三駅前に地上40階建て、高さ142mの超高層ビルが建設される事になりました!
【出展元】
→もと淀川区役所跡地等活用事業の事業予定者が決定しました
もと淀川区役所跡地等活用事業は、大阪市淀川区十三東にあった「もと淀川区役所跡地」や「もと水道局十三サービスステーション用地」、「市営自転車駐車場」を合わせた約7,808㎡を一体的に開発する再開発計画です。
計画地は、大阪市淀川区十三東21-3(地番)他で、阪急十三駅の南側にあり、道路を挟んで東西2つの敷地に分かれています。阪急阪神不動産・高松建設グループの提案は、地上40階建ての複合施設棟と7階建ての学校施設棟を整備する計画で、事業者負担賃料が月額861万円です。契約期間は70年間。
複合施設棟はS造、一部RC造、地上40階建て、高さ142m、延べ床面積70,196㎡で約660戸の分譲マンション、市立図書館、スーパーマーケット、保育・学童施設などが入ります。分譲マンションは70年間の定期借地事業となります。
学校施設棟はS造、地上8階建て、延べ床面積4177㎡で医療・スポーツ系の専門学校が入居します。公開空地約2,700㎡は「にぎわい広場」として活用されます。
2020年06月 設計工程18ヶ月
2021年12月 新築工事着手39ヶ月
2023年初頭 学校施設棟 竣工
2025年02月 施設竣工
2025年06月 施設共用開始
公式ホームページ開設:『ジオタワー大阪十三』
https://geo.8984.jp/mansion/osaka13/index.html
阪急阪神不動産、大阪市淀川区十三東計画東敷地新築を8月着工(建産速報)
http://www.ken-san.com/article/view/14797
建設地は大阪市淀川区十三東1―21―3、他(地番)(敷地7274・38㎡)、規模はRC造一部S造39階建延8万4300㎡(建築面積4550㎡)。
もと淀川区役所など跡地でボーリング調査を実施/40階建て複合ビルなどの開発に向け/既存建物は21年4月から解体
https://www.constnews.com/?p=86560
都構想が実現したときに、ここに新・淀川区の区役所を設ける予定がさらさらないということでしょうか。
関係ありませんが、都構想において、新・淀川区に含まれる此花区や港区と、咲州を含む住之江区とが分断されることで、大阪の港湾機能が低下しないのでしょうか。
淀川の北岸エリアの十三で、高さ140m超の高層マンションとは驚きました!
しかも地域の拠点性をアップする内容の施設で、期待できそうですね( ◠‿◠ )
淀川花火がよくみえるでしょうね。