JR神戸線ー摩耶駅(まやえき)は、神戸市灘区灘南通五丁目にあるJR西日本の駅で、六甲道駅~灘駅間に設置された新駅です。開業は2016年3月26日、駅番号はJR-A59。島式1面2線のホームを持つ地上駅です。摩耶駅の建設場所には貨物駅「東灘駅」がありましたが、貨物専用線が廃止されたため貨物取扱を廃止、「東灘操車場」となり、その後「東灘信号場」となりました。貨物線の大半が撤去され生まれた遊休地を活かして新駅を設置、同時に駅前にマンションを中心とした街づくりが行われています。
特集2回目の今回は、ホーム上の設備と改札内コンコースの様子をご紹介します。
駅名票の様子です。シンプルに「摩耶駅」となっています。最近のJR西日本の新駅に多い「JR◯◯駅」ではありません。
橋上駅舎に近い部分箇所は床材がタイル貼りになっています。
床面のアップです。
発車標の様子です。こちらもJR西日本の標準的な仕様、3色LEDタイプとなっています。
TOA製の指向性スピーカーです。指向性スピーカーは音が直線的に進み、カバーエリアが限定される特性を持っています。ホームで採用される理由は、その「指向性」の特性を活かし、反対側の案内放送と音が混ざりにくい為です。
橋上駅舎につながる階段の様子です。
橋上駅舎下のエレベーターの様子です。
摩耶駅は島式1面2線の設備の駅で、外側線にホームはありません。
2番のりばは8両編成対応ですが、1番のりばは12両編成対応となっています(通常時は西明石方面の4両編成分はロープで閉鎖)これは摩耶駅以東での輸送障害時に最大12両編成で運転される快速を1番のりばで折り返すために設置されています。当駅以東で運転障害が発生した時に、摩耶駅で折り返しが出来るので、三ノ宮〜姫路間の区間運転が可能になりました。トラブル発生時の対応力アップに繋がる設備です。
今度は橋上駅舎の改札内コンコースを見てみましょう。橋上駅舎につながるエスカレーター、階段の様子です。エスカレーターは上り方向1機のみの設置となっています。
エスカレーターの様子です。
改札内コンコースの様子です。
設置されたベンチは六甲山系の間伐材をつなったモノです。
発車標の様子です。
最後は自動改札機の様子です。通路は3通路分で、ミニマムな設備となっていました。