
大阪・関西万博のパビリオンのうち、パビリオンを時前で建設するセルフビルド方式の「タイプA」が47カ国になる見通しで、上海万博やミラノを上回り過去最大規模になる事が明らかになりました!
万博に批判的な一部のメディアは「撤退ドミノ」「参加国が少ない」「空き地ばかりの会場」などネガティブな報道を病的なまでに繰り返していますが、現実は撤退ドミノは発生せず、参加国は過去最高に近い水準で、セルフビルド方式のタイプAは、中国が威信をかけた上海万博よりも多くなっており、十分すぎるほどの水準となりました。この数字を過去の万博と比べると、大阪関西万博が如何に健闘しているかが解ります。

タイプAパビリオンの数が2割減の報道も意図的なミスリードで、当初計画は50カ国であり、それが47カ国になった、という表現が正確です。
大阪関西万博のタイプA型パビリオンは当初50カ国で計画、後に10カ国がタイプAを希望し合計60カ国になりました。その後の建築資材の高騰や自国の都合で12カ国がタイプ変更(5カ国がタイプX、7カ国がタイプC)、メキシコ、ロシア、アルゼンチンの3か国が撤退。一方コロンビアとバチカンの2か国が新たにタイプAで参加決定。現在は47カ国がタイプAで出展する見通しです。
これまでのネガティブ報道の影響で「大阪万博は撤退が相次いでパビリオンも建たず、スカスカの万博になる」イメージが広がっていますが、現実は真逆となっています。
【出典元】
→大阪府建築士事務所協会>過去の博覧会におけるセルフビルド方式によるパビリオン建設の状況
→公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
→「万博の華」海外パビリオン、自前での建設は当初の60か国から2割減の47か国に

