ドラッグストア大手のコスモス薬品は2019年8月7日付けのニュースリリースで、大阪市中央区道頓堀の松竹芸能角座跡地に建設を進めている ホテルを含む複合商業施設の概要を発表しました。
新ビルの規模は地上12階建てで、ホテルは3~12 階に入居、ホテルブランドはエフ・ ジェイ ホテルズが展開する「ホテルフォルツァ」です。1・2階が商業施設で1階の一部にはディスカウントドラッグコスモスが入居(飲食店舗や物販店舗を勧誘する予定です。
【出展元】 →松竹芸能角座跡地において、ホテルを含む複合商業施設を開発します ▼最新の情報はこちら!
コスモス薬品、大阪・ミナミに複合ビル 訪日客獲得 21年開業: 日本経済新聞 https://t.co/yoIjWlGw2t
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) August 6, 2019
【スペック】
計画名称:(仮称)中央区道頓堀1丁目プロジェクト
所在地: 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目2番22他
階数:地上12階
高さ:46.45m
構造:鉄骨造
杭・基礎 :
主用途:ホテル(物品販売店、飲食店付)
客室数:—-
敷地面積:1,479.31㎡
建築面積:1067.03㎡
延床面積:7,766.76㎡ ※容積対象面積:7394.96㎡
建築主:合資会社クロード
設計者:大和ハウス工業
施工者:大和ハウス工業
着工:2019年08月
竣工:2020年 11月
角座は、江戸時代から「浪花座」「中座」「朝日座」「弁天座」とともに「道頓堀5座」のひとつとして親しまれ、芝居・演芸の街、道頓堀の象徴のひとつとしてにぎわってきましたが、1985閉館しました。
2004年に『ライブスペースB1角座』として再開したが、これも不調に終わり2008年に閉館。5年後の2013年に再び『道頓堀角座』として復活していましたが、2018年7月に現在の賃貸契約期間満了に伴い閉館しました。
コスモス薬局の新店舗は関西の主力店と位置付けで、単価の高い化粧品や一般用医薬品の品ぞろえを充実してインバウンドの需要を獲得し、年間売上高は既存の郊外店の2~3倍を目指す計画です。同社にとって複合ビルの開発は初めてで、関連会社クロード(福岡市、宇野正晃代表)が開発を行います。土地の取得費を含む開発費用は約150億円です。
ビルの中に、角座の伝統を引き継ぐ演芸場をつくってほしいです。それとド派手な看板も。
日経ネットでは日本全国の市区別に訪日客数のデータが記載されていたが、圧倒的一位は大阪市中央区で、心斎橋・道頓堀に大阪城公園があるから当然であるが。
心斎橋・道頓堀の魅力は地域内に個性が全く違う街、すなわち異次元空間が数多く集まっていること。
心斎橋商店街と御堂筋ブランドショップ街、アメ村、道頓堀、千日前、道具屋筋、裏難波、日本橋オタロード、地下街、大丸・高島屋の百貨店等々。
道頓堀は飲食店街で派手な看板となんとなくごちゃごちゃ感が独特の雰囲気を作ってきたが、
入口近くのファーストファッションの店に続き、ドラックストアと商店が入り込んできた、ファザードも道頓堀に似つかわしくなく、せめて派手なネオンをつける等道頓堀に合わせてほしかったわな。※韓国問題数年はかかりそうで、ホテルはどうなるのか心配。