近鉄奈良線連続立体交差事業は、近鉄奈良線の若江岩田駅から東花園駅付近の約3.3kmにおいて鉄道を高架化することにより9箇所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る、鉄道路線の高架化工事です。2010年5月30日より、奈良行き(下り線)の高架化工事が完成し、現在は難波行き(上り線)の高架化工事が行われてきましたが、2014年9月21日の始発から上り高架線の共用が始まり、高架線への切り替えが実現しました。その後も若江岩田駅では旧線を撤去し、その跡地に上り線ホームの拡幅と新しいコンコース、改札口の建設工事が続けられ、2017年02月15日から新改札口の共用が始まりました。
【過去記事】
→祝・高架化!近鉄奈良線-連続立体交差事業 -若江岩田駅 14.09
→祝・高架化!近鉄奈良線-連続立体交差事業 -河内花園駅 14.09
→祝・高架化!近鉄奈良線-連続立体交差事業 -東花園駅 14.09
→祝・高架化!近鉄奈良線-連続立体交差事業 -若江岩田駅 14.09
→祝・高架化!近鉄奈良線-連続立体交差事業 -河内花園駅 14.09
→祝・高架化!近鉄奈良線-連続立体交差事業 -東花園駅 14.09
今回は新装成った若江岩田駅の様子をご紹介して行きます。撮影枚数が多いので2回に分けてアップします。まずは改札階コンコース編。こちらが新たに共用が始まった若江岩田駅の南口の様子です。突き当りにはシャッターがありますが、ここは、さらに工事が進んだ後に北口になる部分です。
券売機付近の様子です。最近の近鉄の案内サインは内照灯を省略した簡素なタイプが主流になりつつあります。これも経営合理化の一環でしょうか。
自動券売機の設置台数は3台。これは近鉄に限った事ではありませんが、ICカードの普及により各駅ともに設置台数は大幅に減っています。
改札外コンコースから、北出口駅前広場側を見た様子です。
改札口側を見通した様子です。金属とガラスを上手く組み合わせた中々良いデザインに仕上がっています。どことなくですが、ハルカスのお膝元、阿倍野橋駅に似ているように感じました。
自動改札機は4通路。
改札内コンコースの様子です。最新の高架駅らしく天井が高く、とても広々としています。
ホーム階に繋がる階段の様子です。こちらは難波方面がまだ工事中で封鎖されていました。
階段の左側にあるトイレと下り(奈良方面)ホームに繋がるEV付近の様子です。
振り返って改札内コンコースの奥側から改札口側を見た様子です。写真左のエスカレーター、階段は上り線(難波方面)ホームに繋がっています。
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近鉄奈良線の、この東大阪市内の区間が高架化されてから早くも2年半が経過したのですね。もうそんなに経つのかとしみじみ感じます。
残りの旧線撤去等がどこまで進んでいるか、ずっと気になってました。なにしろ用事でもない限りこの区間の駅で下車することがなく、工事の進み具合がわからないためこの記事はありがたいです(*゚▽゚*)
それにしても…駅構内は天井も高く、非常に広々とした空間ですね。ロングさんの言われる、“柱のデザインが阿部野橋コンコースみたい”は納得です(^_^)確かによく似たデザインがですね。
とは言え工事はまだ途中、綺麗に仕上げて欲しいです。