七宝山 大福院 三津寺(しっぽうざん だいふくいん みつてら)は、応神天皇を葬り奉った御墓所として、奈良時代の名僧・行基菩薩が楠を植えたのを始まりとし、後に聖武天皇の勅命によって天平16年(744年)に行基菩薩が十一面観世音菩薩を安置した本堂を創建したことをもって開山したとされています。“大阪ミナミの観音さん”として親しまれてきた三津寺ですが、本堂庫裏の全面改築・改修を行う事になり工事が始まりました。
【出展元】 →三津寺改築に伴うご案内大阪・ミナミの三津寺を全面改築/ホテルも併設/23年4月の完成めざす https://t.co/Fa55ndr7pu @@constnews_infoさんから
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) April 18, 2020
計画概要

計画名称 | (仮称)三津寺ホテルプロジェクト新築工事 |
所在地 | 大阪市中央区心斎橋筋2丁目25番8(地名地番) |
交通 | |
階数 | 地上15階、棟屋1階、地下1階 |
高さ | 59.95m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
杭・基礎 | |
主用途 | 複合用途(ホテル、寺院、物販店舗) |
客室数 | |
敷地面積 | 893.61㎡ |
建築面積 | 828.99㎡ |
延床面積 | 9529.41㎡ |
容積対象面積 | 8925.73㎡ |
建築主 | 東京建物 |
設計者 | 大成建設 |
施工者 | 大成建設 |
着工 | 2021年01月06日(予定) |
竣工 | 2023年06月30日(予定) |
備考 |
〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目7−12

驚いたのがこの立面図。なんと本堂がビルの内部に取り込まれて居るではありませんか!予想の斜め上を行く斬新なプランにビックリです。
2021年2月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2021年1月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

西側から見た様子です。敷地全体が背の高い仮囲いに囲まれていました。

北西側から見た様子です。山留め工事が行われています。

最後は南東側から見た様子です。
2021年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2020年11月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

北西側から見た様子です。

仮囲いの透明箇所から見た内部の様子です。予定通り着工しておりホッとしました。取材時には山留め工事が行われていました。

南東側から見た様子です。

最後は西側から見た様子です。
2020年11月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2020年10月下旬だったので、約1ヶ月振りの取材です。

曳家で移動された本堂の様子です。現在は敷地の南東側にありますが、工事が進むと北西側にもう一度曳家で移動されます。

本堂を見上げた様子です。

西側から見た様子です。

北側から見た様子です。2021年1月の着工を控え、計画地がほぼ更地になりました。

最後は北東側から見た様子です。新ビルの完成イメージパースはまだ未公開ですが、立面図から推測すると寺院の本堂を高層ビルに取り込む斬新な設計なので注目を集めそうです。
2020年10月27日の様子

先日記事をアップしたばかりですが、新情報がありましたので再度UPします。現地に建築計画のお知らせが掲示され、計画概要が判明しました。新ビルの規模はS造・一部SRC造、地上15階、高さ59.95m、敷地面積893.61㎡、延床面積9516.96㎡。建築主は東京建物で設計者は大成建設が担当。施工者は未定です。2021年01月に着工し、2023年06月の竣工予定です。
※スルタンさん@RYNLuTFjImkudsf のTweetで情報を得ました。ありがとうございました!


現地の様子です。本堂は曳家工法で敷地北側から南側に移動しました。

南側から計画地を見通した様子です。(仮称)三津寺ホテルプロジェクトはそれほど規模は大きくありませんが、本堂をビルの内部に取り込む、という斬新な設計プランは今後、注目を集めそうです。
凄い!久々に面白い建物が大阪に出来る!w
大歓迎!
すごい。。。
外国人観光客が戻ってきたら話題のスポットになること請け合い。。
胎内仏というのは聞いたことがありますが、ビルの中に本堂というのは前代未聞じゃないですか。大阪の名物がまた一つ増えそうです。本堂には大阪市指定の文化財の仏像が安置されるそうですが、仏様の上で宿泊する気分はどうなのでしょう。
それにしても、本堂を敷地に置いたままどうやってビルを建設するのでしょうか。クレーンなど設置しにくいでしょう。気になります。見出しが「2021年9月竣工予定」のままです。
すごく斬新な内容に驚きです!
アリー my dearさん
「本堂の上空などに15階建てのビル」というのが面白いですね。どんなビルになるのか楽しみです。
やはり、完成予定は2023年ですね。
“ 御堂筋沿いに15階建てのホテル・寺院・店舗ビルが誕生/“大阪ミナミの観音さん” 三津寺を建て替え/東京建物 ”
https://www.constnews.com/?p=88084
既存の本堂を残しながら、その上空などに高さ59・95㍍のビルを建てる。2021年1月上旬に着工し、23年6月末の完成を予定。
道頓堀に近い御堂筋、ブランド通り沿いのお寺。改築後が楽しみです。ミナミを代表する名所になっほしいです。来年9月落慶かと思っていたら三津寺のHPでは工事期間は2023年4月までの3年半となっています。待ち遠しいですね。
https://mitsutera.jp/%E4%B8%89%E6%B4%A5%E5%AF%BA%E6%94%B9%E7%AF%89%E3%81%AB%E4%BC%B4%E3%81%86%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/
本堂が曳家で移動!思った以上の大がかりな工事なんですね。
やっぱり曳屋をされているようです。
三津寺公式twitter
https://mobile.twitter.com/minami_mittera/status/1306108414292975621
おはようございます(^_^)
こちらも工事が順調のようですね。どのような仕上がりになるのか、楽しみにしてます。
東側の防火壁の建て替え?に本堂屋根が支障するためか本堂に曳家(曳屋)の部材が設置されています。あるいは新ビルに合わせ本堂の位置そのものが変更されるかも知れません。
御堂筋沿いには、ビルの谷間に、南・北御堂、難波神社、坐間神社、三津寺があります。これに人気のお初天神、法善寺、少彦名神社、難波八阪神社を含めて、「御堂筋社寺巡り」という巡礼(スタンプラリー)コースを企画したらどうでしょう。オフィス街、ブランドショップストリートという二つの顔に、もう一つの顔ができそうです。
今月初旬に所用で通りがかった所、全面解体だとわかり、がっかりしました。以前にまして素晴らしい建物を期待します。改築ではなく同一敷地の建て替えのようですね。 東側の防火壁が老朽化しているので、こちらの方が倒れそうです。昨年、本堂は店舗用環境照明器具最大手さんが極小LEDスポットを珍しく直接施工されました。現在フェイスシールドを医療関係者向けに納品されているとのこと。外販も今後されるようでありがたいですね。弊社も少しずつですが対策装置を製作しています。
仏像がずらっと安置されてたところも壊したんですね。なかなか大がかりですな。
三津寺さんにお願いしたのは
御堂筋側にも山門を作ってほしいことですね
存在感がはるかに大きくなると思います
先日工期が8ヶ月と知り本当に改築改修なのだと安堵していた所です。同一敷地に概ね同規模の建物を新築した場合でも改築改修との表記が出来る場合があり、悪用した事例が法律を守る大阪高地簡裁の新館、別館、仮庁舎、で法務省営繕設計課にて、車車庫を改築と称し、一連の届けや説明会を無視して着工施工、工事中の騒音偽装もされました。新館は旧38条も無視した悪質物件で、プレハブ仮庁舎は今後新築する場合に備えて”改築”とする為に残されています。
本題の三津寺ですが、1階居室や本堂裏の庭を改修して、拝観出来るようにされたばかりでしたので、それだけ差し迫ったということなんでしょうね。
ここもどういう風に変化するのか、興味を持って見守りたいです(^_^)