スポンサードリンクW7

阪急電鉄は、2013年6月5日のニュースリリースで、阪急京都線の大山崎駅～長岡天神駅間で建設中の 新駅『西山天王山駅』が2013年12月21日に開業すると発表しました。西山天王山駅は京都縦貫自動車道の高架下に設置される新駅で、地上駅舎と相対式ホームのシンプルな構造の駅舎になります。新駅の改札口は2カ所、上下ホーム連絡地下通路、エレベーター2基、エスカレーター4基、多機能トイレなどが設けられ、環境施策としてLED照明とエスカレーター低速待機運転機能、ヒートポンプ式電気給湯機、エレベーター回生電力利用などが導入されます。

【公式HP】
→阪急京都線大山崎駅～長岡天神駅間で建設中の『西山天王山駅』を 2013年12月21日に開業します！
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201306051N2.pdf

※mynonさんから情報を頂きました、ありがとうございました<(_ _)>

【出典元】→阪急電鉄ニュースリリース（PDF）

西山天王山駅の上を通る京都縦貫自動車道には高速バスの停留所が設置され、停留所と東側駅前広場を接続するエレベーターにより、鉄道と高速バスの乗り継ぎが可能となります。明石海峡大橋に接続するJR神戸線の舞子駅と同じように鉄道とハイウェイバスの結節点としての機能が期待されています。

【出典元】→阪急電鉄ニュースリリース（PDF）

駅周辺の配置図です。駅の東西にそれぞれロータリーが整備される他、電気自動車対応の急速充電器を設けたパーク＆ライド駐車場を東側駅前広場に整備し、自家用車から鉄道やバスへの乗り継ぎにも対応します。

【出典元】→阪急電鉄ニュースリリース（PDF）

高速バスの停留所に繋がるEV棟の様子です。高速バスや自家用車で神戸や大阪、京都の各都心方面に向かう場合、都心側で渋滞に巻き込まれる事が多いですが、途中の西山天王山駅で定時性の高い鉄道に乗り換えれば渋滞を高確率で回避する事が出来ます。鉄道と高速バスの結節点として既に機能している舞子駅を見ると阪神高速神戸線の渋滞が深刻な為、垂水で乗り継ぎをしている方を多く見かけます。西山天王山駅も舞子駅と同じように高速バスと鉄道の結節点として機能する事になりそうです。

【出典元】→阪急電鉄ニュースリリース（PDF）

西山天王山駅の構内イメージです。近年開業した阪急京都線の摂津市駅に通じるデザインとなっています。

【出典元】→阪急電鉄ニュースリリース（PDF）

【公式HP】
→阪急電鉄ニュースリリース：

「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します

最後に、阪急電鉄と阪神電気鉄道は4月30日に駅番号制（駅ナンバリング）を導入すると発表しました。阪急は京都本線大山崎～長岡天神間の西山天王山駅が開業する2013年度下期、阪神は2014年4月に導入する予定です。また、同時に三宮駅は「神戸三宮」に改称される他、阪急宝塚本線の服部駅が「服部天神」、中山駅は「中山観音」、嵐山線の松尾駅は「松尾大社」にそれぞれ改称されます。

新駅の開業に合わせて駅ナンバリング制を導入、一部駅の名称変更、ダイヤ改正、新型車両の大量導入計画など、攻めの姿勢に転じた阪急電鉄。宿敵ＪＲ西日本と切磋琢磨する事で、より完成された鉄道を目指して進んで行って欲しいですね。

スポンサードリンクR5