JR西日本は2022年12月9日付けのニュースリリースで、大阪駅北側の再開発「うめきた2期」エリアに建設中の「大阪駅地下ホーム(通称:うめきた新駅)」開業に伴う運行体系を発表しました!
これまでは大阪駅に停車していなかった関空特急「はるか」や和歌山方面に向かう「くろしお」が新たに停車。通常時の1日あたりの上下線の停車本数は、はるかが60本、くろしおが36本となります。【出展元】
→JR西日本>つながる、はじまる!NEWネットワーク大阪駅(うめきたエリア)開業に伴う運行体系等について
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正式名称決定!『大阪駅西口・うめきた地下口』大阪駅新改札口 建設工事の状況 22.11【2023年春ダイヤ改正から供用開始】
地下ホームに特急列車が乗り入れる事で、大阪から関西空港までの所要時間は20分短縮され47分に、大阪から和歌山までの所要時間は33分短縮の57分になり、海外観光客のアクセス向上や通勤ニーズの取り込みを狙います。
また、新大阪―久宝寺駅間を結んでいる「おおさか東線」の列車は新大阪から大阪駅地下ホームまで乗り入れます。おおさか東線は平日142本、休日140本が大阪駅に直通し、JR淡路駅が新たに直通快速の停車駅に加わります。
大阪駅・地下ホーム(うめきた新駅)は、駅の西側高架下に新設される「大阪駅・西口」を経由して地下通路で接続されます。新改札口は中央郵便局跡で工事が進む「梅田3丁目再開発」とリンクしており、大阪駅の賑わいを西側に広げる目的があります。
大阪駅・地下ホーム(うめきた新駅)がラッチ内接続される事で、大阪駅の西側地区は関西空港と新大阪・京都を結ぶ主導線上に位置する様になり、うめきた2期や中央郵便局跡の拠点性は盤石なモノとなりました。
阪急沿線を中心とする「北大阪エリア」から関西空港までは「遠い」というイメージが強いですが、大阪駅に「はるか」が停車し、関空快速よりも所要時間が20分短縮の47分で結ばれる様になれば、少しづつイメージが変わるかもしれません。また、開業後の『はるか』は西日本最大の鉄道ターミナルである「梅田エリア」から乗客を集める事ができるので、認知度が上がると何れ9両編成では運びきれない時がやてくるのでは?と予想しています。
何れにせよ、来春の大阪駅・地下ホームが開業すると、関空・和歌山方面へのアクセスに革命が起こる事は間違い無さそうです。
サジャさん。
そういえば、阪急・阪神連絡デッキは屋根がなく、JR大阪駅をつなぐデッキだけ屋根がかかっています。
大阪駅から雨の中を傘を持たずにデッキを渡ろうとした旅行者が、途中から屋根がなくなると、困るでしょうね。
デッキも沢山作られています。
気になったのがそのデッキには屋根が付くのでしょうか? 旅行者がスーツケースを持ってあっちのビル、こっちのビルに移動したいと思っても雨天の場合地下通路しか選べなくなってしまうのはどうかなと。
ヨドバシカメラのデッキの上部は屋根が付けられそうなのにいつまで経っても付かないし。
ひょっとして現在梅北二期やJPタワーの周囲に建設中のデッキも屋根無しなんでしょうか?
雨の多い日本で屋根無しデッキは相当な片手落ちかと?
関空快速や大和路快速、USJ行きも新駅からと思っていたら、これまで通り、環状線ホームからでした。
新駅―西九条間が単線のままなので、特急しか運行できないのでしょうね。
やはり、新駅の効果を最大に発揮するのは、なにわ筋線開業後ということでしょう。